○狐乃花:女:22歳:フォックステイル/ホワイトメイジ/レジェンド
数多ある幽界のひとつで後進の指導に篤い両親の下ですくすくと育った才媛。
ブルースフィアでは拾われた神社の敷地内にそのまま居ついている。
○種田龍次:男:17歳:ファイター/ソードマスター/ルーンナイト
家は豪邸、恵まれた体躯、理知的な思考と日の打ち所の無いとはこのことの優等生。
最近の悩みはレイスナイトへの恨みと奈落退治に追われて出席日数が減っていること。
常日頃から幼馴染と比べられ、しかも何一つ勝てなかった少年は、それでも健気に生きてきた。
だがそれも人を超える力、ライバルを凌駕する存在への階を手に入れるまでのことだった。
相手より上に立てる、そう思った時、その少年は、何をすればいいかわからなかった。
先月に続いてアルシャードガイアで遊んできました。
前回のプレイヤー一人では大変だったらしく二人での挑戦です、いやGMにとっても挑戦なのですが。
実は割とノーマークだったのがルーンナイトだったのですが、装備だけでも強いですね。
魔剣ブレイドルーンはちょっと楽しすぎるだろう。
話はPCが動いてくれなかったらこっちで勝手に引っ張ったり突き放したりすれば良いのですがデータはそうもいきません。
今回は加護を最善手で使ってこなかったおかげでかなり惜しいところまでもちましたが、もっとピンチにしたいなぁ。
○今回予告
ひとつの世界を象徴していた天晶石の力は、砕け散り、分散した今となっても巨大な力を放っていた。
そのかけらの一つが、何も知らぬ無垢な少年に過剰な力を与え、異変をもたらそうとしていた。
アルシャードガイア『残された力』
蒼き星にまた奇跡が生まれる。
○PC1ハンドアウト
キミは、ブルースフィアに散ってしまった天晶石の手がかりを探しているうちに、高坂橙子と出会った。
彼女はクエスター達の支援を行っており、天晶石についての知識も持っていた。
その燈子によると、N市内のある高校生が急にクエスターではない力に目覚め、力を暴走させかねない事態に陥っており、それが天晶石と何らかの関連があるようだと言う。
これは見逃せない事態だ。
コネクション:高坂橙子、関係:借り、カバー:のら
○PC2ハンドアウト
キミには、事あるごとに挑んできては敗れていくと言うライバルとも言うべき相手がいた。
そして、キミがクエスターとなってからはその差が顕著な物となり、今後の付き合い方に頭を悩ませていた。
そんなある日、そのライバル? 狩野健之の様子が変わってきていた、何やら優越感すら持っているような目でキミとの交流を避けているようなのだ。もし彼がいつの間にかクエスターに目覚めていたのなら良いのだが、どうやらそうではないようだった。
コネクション:狩野健之、関係:、ライバル、カバー:高校生
○オープニング
PC2:ハンドアウトテンプレートにあわせた演出を適当にする。
PC1:何か適当な理由で橙子と会い、天晶石についての情報提供を受ける。
【クエスト:天晶石のかけらを探す】を渡す。
PC2:狩野健之が現れ、挑戦しようとするが、やっぱりやめる「もうお前とは違うステージだからな」
【クエスト:健之の異変を探る】を渡す。
○ミドルフェイズ
・シーン1:PC1
不良っぽい高校生に会う【知覚】の判定により常人ではないマナの力を感じる。
「なんだ? お前、ただの人間じゃねぇな、ちょっと力を試してみたいが今使っちまったところなんでな」
すぐ側にあるビルが揺れている。ここでPC2も登場判定難易度8で登場可能。
今にも倒壊しそうになっている事が分かる。
・シーン2:FS判定
倒壊しそうなビルを止めるためのフォーカスシステム判定を行なうこと。
1段階(FS値3まで):ガス管が切れてガスが漏れている【反射】or【知覚】により適切に止めること。
2段階(FS値4以上):倒壊するビルを力ずくで止める【肉体】判定になる。
解決すると、ビルは人間業ではない中心の鉄骨だけ折れている事が分かる。修繕は橙子あたりが何とかする。
・マスターシーン
「この力面白いぜ、だがすぐにガス欠だ、それに邪魔者がいるぞ。俺は張り合えるのか?」
「ふむ、やはりな、ならば力をやろう。今度は本当の戦う力だ」
「なに? こ、この力は、ぐあああ・・・・・・。ふ、ふふふ、なるほどなこれなら何がきても恐くねぇ」
・シーン4、情報収集:【理知】or【幸運】で目標値11、《運命の予感》使用で自動成功。
ビルの倒壊について:N市の高校生、狩野健之が目撃されている。
狩野健之について:最近光る石を拾ったらしい。そして怪しい人物と出会っている。
・シーン5:戦闘シーン
健之についての情報判定に成功すると発生する。健之がクエスターに襲い掛かるも、PC2を見て消える。
「お前、何やってるんだ? 俺とはもう違うんだよ。ただの人間は関わるなよ」
「なに? どうせ俺には敵わねぇよ、せいぜいこいつらの相手でもしてやりな」
アビズマルディゾナンス(P.371)×(1+シーン4の判定数)との戦闘になる。
・シーン6
橙子が教えてくれる。健之は今アビスシードを埋め込まれて、奈落の力を持っているらしい。
「さて、アナタたちの手に負えないなら誰か探すけど、大丈夫よね?」
断ればシナリオ終了、健之を止めに行くなら居場所を教えてくれる。
【クエスト:健之を止める】を渡す。
○クライマックス
健之ともう一人、ローブの男がいる。
「なんなんだよ、PC2、お前は何者なんだよ。最初からこんな力を持ってたって言うのかよ」
「だったら倒してやるよ」
「私が手を貸しても良いが、それだと面白くあるまい」と言い、ベルフェゴール1体が別エンゲージに現れる。
○エンディング
健之は《BOSS属性》を持たないため、人に戻る事が出来る。ローブの男が何者かは分からない。

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