○天池美空:男:17歳:アタッカー2/レジェンド
あらゆる分野で頂点を極める天上院家の分家の子供、出生に秘密はあるらしい。
今は万色学園の生徒会書記として上を目指そうとする。背中の謎の紫の球体がある。
○サラ・ヴィオレッタ:女:26歳:アルケミスト/キャスター/メイジ
ブルースフィアではない異世界からきた金髪女性、外見のままに英語教師をしているがよくわかっていない。
故郷への道を求めつつ、チャンバーブレスレットから光のリングを放ち奈落と戦う。
○鳥井明美:女:52歳:ヴァルキリー/エンチャンター/オーヴァーランダー
35年前に人としての生を負え、マシンメイデンとして生まれ変わった永遠の17歳。魂は昭和の女子高生。
戦闘になると無表情のキリングマシーンに変貌する、と本人は主張しているがそんな様は誰も見たことがない。
○ダン・ボールマン:男:35歳:ガンスリンガー/アタッカー/エージェント
段ボールに変装する殺し屋オブジェクト・テンの一人として生まれたが、フューネラルコンダクター社に引き取られた。
皆殺しにされた家族とオブジェクト・テンとの関係はまだわかっていないが、奈落との関わりがあるらしい。
○葵このは:女:17歳:メイジ/キャスター/エンチャンター
毎朝起こしに来る幼なじみに頑なに抵抗し、日夜遅刻を続ける眠り姫。
日常的につぶやきサイト「ナラクッター」で探し出した奈落と戦っているため、朝に弱いのかもしれない。
「ガイアを守れ」そう告げる暖かく柔らかな声に、少年は女神の存在を信じた。
周りのものはその様子を怪訝に思い、優しく接してくれた。
それがシャードの声であると気づいた他のクエスターたちは、やはり笑っていた。
その少年を守るために現れた機会の乙女も、無表情ではなかった。
ただ段ボールだけは、表情を変えることはなかった。
大竹みゆさんのグルっぽで募集しているTRPGの輪を広げよう!!の集まりでアルシャードセイヴァーを遊んできました。
一応アルシャードセイヴァー初GMでもありますので初めてっぽいシナリオを作っております。
PCもクイックスタートなのですがどうしてこんなにツッコミどころだらけな事態になったのだろう?
PC1の天池少年がちゃんと突っ込んでくれたおかげで楽して楽しく遊べました、楽々です。
新しくなったアルシャードも楽しく遊び続けられそうです。
○オープニング
・PC2
魔術師連盟のブライアン・ゴールディ教授から連絡が入る。または戦闘後、自分で気がつく。
奈落の怪物アビズマルなんとかと戦闘し、結界を解くと、走り去る人物が居たようである。
その人物が、七瀬市在住の丸井衛であることが、後の調査でわかり、捜索を依頼される。
【クエスト:奈落の事件を解決する】を渡す。
・PC4
スペクターを倒すと、そこに一人の老婆が現れる。
「ほっほっほ、なかなか優秀なクエスターじゃ。しかし、それが最後ではないぞよ」
「人の望みは尽きぬ、命が惜しくなければ七瀬市に来るがよい、そして奈落の礎となるがよいぞ」
【クエスト:バーバヤガーの陰謀を止める】を渡す。
・PC5
ブラックエンペラーから、さまざまなものを教わる。玉子焼きに砂糖を入れる技、スーパーの特売情報など。
「わらわは何でも知っておるからな、ほれ崇めよ」
「七瀬市にいいものがあるぞ、きっとそなたのためにもなろう、もちろんわらわ、いや、なんでもないのじゃ、行くぞ」
【クエスト:ブラックエンペラーの望みをかなえる】を渡す。
・PC3
エクスカリバーの証であるコインが輝き、導師ケイローンが姿を現す。
「お前に新たな使命を与える、七瀬市に住むPC1という人物を手助けするのだ」
「PC1は優秀なクエスターとなるであろう、あるいは、最悪の奈落となる可能性もある、それを防ぐのだ」
【クエスト:PC1を助ける】を渡す。
・PC1
七瀬市のどこか「ガイアを守れ」という声と共に、目の前に奈落の怪物が現れるが、結界が張られ、見えなくなる。
しばらく後に、傷を負ったような丸井衛が現れる。
「PC1、無事か?」「そうか、なら良かった」
「なんでもない、大丈夫さ、PC1は何も心配しなくていい」
そこに再び怪物が現れ、丸井衛が結界を張りながら向かっていく。
【クエスト:丸井衛を救う】を渡す。
○ミドルフェイズ
◆シーン1 戦闘シーン、PC全員登場可
丸井衛の張った結界の外から、さらにインプ×PC人数が出現する。
丸井衛の方はアビズマルディゾナンス×1とする、一応、《ヘルモード》があれば丸井衛の結界に入れる。
ブラックエンペラーがいるなら適当かつ偉そうに示唆する。
◆シーン2 PC2のシーン、他PCは登場自由
丸井衛は戦闘のため傷を負っているように見える。
「お前達は何なんだ?クエスター?邪魔をしないなら構わないが、PC1を巻き込まないでくれ」
PC1に「お前はそいつらに騙されているんじゃないか?とにかく今は危険だ、俺にも近寄るな」と言い、去っていく。
◆マスターシーン
丸井衛「どういうことだ?数が多すぎる」
老婆「おやおや、言ってなかったかい?しかしお主がやらねばPC1が戦うことになるだけじゃ」
◆シーン3 情報収集シーン 適宜シーンを演出 PC全員が一回判定したら1シーンとする。
 シーンごとに奈落に襲われ、【HP】【MP】が1D6ずつ減少する。
・丸井衛について:噂話、【意思】【幸運】10
 丸井衛は奈落と戦っている。どうやら誰かから戦うよう言われているらしい。
 この判定に成功すると、そそのかしている者について判定できる。
・PC1の力について:【知覚】【幸運】10
 奈落を呼び寄せる力があり、その気になれば奈落を支配することができるが、そうすると奈落となってしまう。
 呼び寄せた奈落はPC1のいる結界の中で倒さないかぎり復活し増殖する。
・奈落の事件について:【理知】14(上記PC1の力についてわかっていると目標値10)
 一度倒した奈落が復活し、新たな奈落も現れるため七瀬市では増え続けている。
・(追加)丸井衛をそそのかしている者:【理知】【意思】12
 バーバーヤガーが丸井衛に奈落の力を与えている。
◆シーン4 PC3のシーン 登場難易度12
 シーンごとに奈落に襲われ、【HP】【MP】が1D6ずつ減少する。
ケイローンから指示がある。
「どうやら七瀬市は大変なことになっているらしいな、我らも手を尽くして奈落の流入を防ごう」
「しかしPC1の力は強力だ、お前が力となって護るのだ」
◆シーン5 PC5のシーン 登場難易度10(省略可)
 シーンごとに奈落に襲われ、【HP】【MP】が1D6ずつ減少する。
ブラックエンペラーと七瀬市名物の"ろくもんせん"でラーメンを食べている。
「うむ、七瀬市はやはりこれじゃな。しかしこのままでは帰りづらいのう、お前、ついでにPC1を助けてやるのじゃ」
「なぁに《ガイア》の力は万能じゃ、その使い方をわらわにも見せてみよ。それこそが本来の目的じゃ」
PC4が登場している場合、六文字センがHPポーションを1D6個くれる。
◆マスターシーン PCが襲われることはない
戦闘でぼろぼろになり倒れそうになっている丸井衛の前にバーバーヤガーが現れる。
バーバーヤガー「ほっほっほ、苦戦しておるようじゃのう、力を貸してやろうか?」
丸井衛「頼む、今のままじゃ無理だ、PC1を護るための、力を」
バーバーヤガー「なら、これを受け入れるが良い」と黒い種を渡す。
◆シーン6 PC3のシーン 登場難易度10
バーバヤガーが現れる「さて、どうかなこの街は、今ようやくスペクターが誕生したところよ」
「もはや引き返せぬよ、あれはもう、お前達を倒すことでしかPC1を助けられぬと思っているからの」
「ワシはここからは避難させてもらおう。もう会うこともあるまい」《マリーシ》による退場。
◆シーン7 PC1のシーン 登場難易度15
丸井衛と会う。「PC1、すまないな、だけどもう大丈夫だ、他の連中は俺が倒す」
「なんでだろうな、軽い正義感だったよ、これでお前によってくる怪物を倒せるって言われてな」
「だけど、今はこれが俺の生まれてきた理由なんだって思ってる、こんなに力にあふれてるんだから」
今までと違う雰囲気、奈落があふれてくる気配を感じる。
【意思】15の判定または《運命の予感》。丸井衛は《ガイア》によってのみ救うことができる。
◆シーン8 PC2のシーン 登場自由
奈落の怪物を丸井衛が片付ける。「次はお前達だ、縁栄町の廃工場まで来い、来なければ一人ずつ片付けるだけだ」
「PC1には言うんじゃないぞ」
○クライマックス
全員登場可、もちろんPC1が登場しない選択をしても良い。
【クエスト:奈落を倒す】または【クエスト:丸井衛を救う】を渡す、どちらにするかはPCが選択する。
PC1からダメージを受けたとき「やはり一度その力を消さないとダメか、安心しろ、その力は取ってある」
《ガイア》を所持しており、戦闘後にPC1を助けるために使う事を宣言する。
PC1の奈落を呼び寄せる力は、《ガイア》以外では消せない事を示す。
○エンディング
それなりに演出する。加護がギリギリの場合、PC1の力を消さずに丸井衛を助けるために《ガイア》を使っても良い。
ここまで丸井衛の行動は奈落に害されたものであり、救った場合、記憶が消えている。
ハンドアウト&トレーラー

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