暗黒の鎧

ギルド『星の蜘蛛』、ギルドスキル:加護
○ギルマン17號:ネヴァーフ:アコライト/アルケミスト
ネヴァーフ型人工生命体、肩に担いだマスケット銃をがちゃんと装着、照準
ていうかロボじゃん、とか言うツッコミは聞き流す、魚型生命体とは実は無関係
○ギレイド:ドゥアン(有角族):ウォーリア/ウォーリア
見目のよさに一族からチェインメイルを送られた戦士
やたら巨大な体躯でグレートソードを振り回す
○アンス=ヴァール=モフモフ17世:ヴァーナ(兎族):シーフ/サムライ
兎族にはない黒い斑点模様(パンダ模様とも言う)を持って生まれた神の血を引く存在
モフモフというのは高貴な名なのだが部族外の街では言いにくいらしい
○アレクサンダー:フィルボル:メイジ/サモナー
ギルドマスター、フィルボルの英雄の娘だがその重圧に耐え切れず人の街へ
血筋の分かるその名で呼ばれるのはあまり好まない、が、やはりお気楽
今回予告:
ひょんなことから怪しい人物を追いかけ、いつの間にか地下に入ってしまった一行
そこは邪気と神聖な空気の入り混じった巨大な遺跡であった
ラインの街伝説の封印された遺跡に侵入した闇の眷属の陰謀が迫る
マップ

ひょんなこと:
それぞれの一族の期待と脛の傷をかかえた四人が意気投合するのは自然の流れか運命か
顔合わせついでに簡単な仕事をこなし、小銭を稼いだ一行は祝勝会を開いていた
いつもの神殿の支給品よりも豪勢な食事に気を良くした彼らにも油断はあったのだろう
黒い服装をした怪しげな人物とすれ違い、気づいたときにはギルドを証明するメダルを奪われていた
このままでは神殿でのタダ宿タダ飯の生活の危機を迎えると、あわてて追いかけるのであった
ランディアからの依頼:
光の精霊によって視界を得られる地下で、逆向きに錠が掛けられた扉を進んでいくと
いつの間にかライン神殿の一室に出てしまった
そこでフィリスと問答しているうちに神官長ランディアが現れる
一行が見張りのゴーレムを壊したことやギルド証を奪われたことはさほどとがめず
一件から手を引くことを勧めようとしていたが、運命を感じたランディアは
事件の解決を星の蜘蛛の一行に改めて依頼する
暗黒の鎧:
ランディアに道を教えられ、壁の色を保護色としていたゼラチナスウォールの亜種を越えていくと
そこは先ほどの神聖な空気とは一変、瘴気の漂う道が続いていた
進んでいくと奥には黒い鎧を纏ったフォモールが待ち受けていた
彼の狙いはアンス=ヴァールとアレクサンダーの血であった
彼らを生贄にささげ、フォモールの王の封印を解こうというのだ
アレクサンダー自身の油断により大ピンチに陥るがアンス=ヴァールがトロウルを一対一で倒す活躍もあり
黒い鎧の男を倒し、フォモール王の復活を止めることに成功した
だが、男の残した鎧を冒険者の当然の権利として手に入れた一行に異変が起こる
持ち帰ろうとしたギレイドに突如としてその鎧がまとわり着き、元のチェインメイルをはずし装着されてしまった
やがて体制を整え追いかけてきたランディアが駆けつけるが時既に遅し
暗黒の鎧を解くための一行の旅が始まることになるが、それはまた別の物語である
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