○シルヴァ=シャイニー:星詠み:オリジン/フォーリナー:クレリック/協力者:女:16歳
銀目だが生粋のオリジン人である。ある日、謎の女性から異世界の力の詰まった結晶を預かり、カオスフレアに目覚めた。
以来その勇名はとりわけ富嶽の将軍に目をかけられている。
○“コスモ巌流”佐々木小次郎:執行者:富嶽/テオス:剣客/エラーハ:男:?歳
芙蓉滅亡のその日に脱出よりも武蔵なる男との決闘を優先した剣豪。
その身は当然星と共に滅んでいたが、内包される力をテオスに認められ、エラーハとして蘇った。
○ジャハール:光翼騎士:アムルタート:プレデター:雄:?歳
イルルヤンカシュが幼少の頃からその世話役として見守ってきていた古強者。
すなわち本来の意味で生粋の龍なのだが、いかんせん寄る年波には勝てず後衛の任務についていることが多い。
○アミシュラース:聖戦士:コラプサー/富嶽:エンシェント/巫女:女:18歳
デミウルゴスが造物主と呼ばれる以前から対峙したこともある超存在。
そのデミウルゴスに破れ宇宙の塵として封印されていたが、同じく宇宙の塵として漂っていた富嶽の宇宙船から依代を得た。
思えば、あの忌々しいアミシュラースなどと手を組んでデミウルゴスと敵対しようと思ったのが間違いだった。
それ故に時が存在していることを忘れるほどの間封印され続けることになってしまったのだ。
そう考えることにも疲れ、どうでも良くなった頃、その存在はオリジンからの呼び声を聞いた。
それはおそらく助けを求める声、造物主と化したデミウルゴスの眷属たるダスクフレアを滅ぼし世界の救済を望む声。
だが、彼にとってそんなことはどうでも良かった、再び現世に顕現できること、そして以前に優る力がそこにあること。
それだけが彼の存在、ステアレスの求めるものだったのだ。
カオスフレアSCで、今回はシナリオ作ってのGM。
一応プレイヤーさんの希望を汲む形でシナリオをつくろうとしたら聖戦士/コラプサー指定なんていやらしいことに。
まぁこのゲームシステムはどんな組み合わせでもなんとかできるのであまり心配はしてないです。
お話としてはPC2がさっさとテオスを見限るタイミングを待ってたのですが、なんだか違う方向に。
自分の悪事をごまかすPC2、それを信じるPC1、ほぼ確信的に疑いながらも先の大事を優先するPC3,4の形で面白かったです。
ダスクフレアは作ってみたら前作からえらく成長してました。
以前ならルール通りに作ったらどうしようもなく弱かった彼も、すっかりたくましく頼れる存在に。
クライマックスはフレアを控えめに渡していた効果も相まって良い感じに危うい勝負になりました、戦闘はこうじゃないとな。
ハンドアウト&トレーラー
・オープニング1(PC4)
どこからともかくステアレスの声がする。
「我を求める声か、良かろう、邪魔なPC4が目覚める前に、世界を手に収めようぞ。」
その声にPC4のコラプサー分が反応する。
そして、ステアレスが強大な力を得ている事を感じ取る事が出来る。
・オープニング2(PC3)
ローカランドで快い待遇を受けている。
レンゲルスも街の代表として挨拶してくれる、PC1が戻ってくるまで滞在する事を勧める。
ある夜、街を地震が襲い、割れた地面からプロミネンス《崩壊する大地》の効果で街を飲み込んで行く。
PC3は無事だがほとんどの住民が飲み込まれてしまう。
・オープニング3(PC2)
PC3のオープニングとほぼ同時刻、スターシップから街を見下ろしている。
配下の一人がカウントダウンを取ると、ローカランドの街がダスクフレアに飲み込まれる。
部下達はPC2へ喜びを伝える。
しかししばらくするとダスクフレアがスターシップにまで手を伸ばし、落としてしまう。
・オープニング4(PC1)
望むならレンゲルスとの回想シーンをする。
回想しない場合はどこかの街で見送られるところから。
ローカランドの近くまで来たところで、街が必要以上に暗い事が分かる。
逃げてきた街の人がPC1に助けを求めるが闇に飲み込まれてしまう。
・ミドルフェイズ
1:PC1のいるところへ《異形への転生》の効果でモンスターが現れる。
悪夢の軍勢×2、闇の使徒×1
2:情報収集
テオスについて:10:ローカランドに協力者がいて、ダスクフレアの種を植えていた。
ダスクフレアについて:13:元々は意思のない兵器だが、土地に根付く神とも言うべき存在を取り込み、大きく成長した。
ステアレスについて:16:PC4とは善悪ではなく、どちらも神、何者かに呼ばれた先で意思のないダスクフレアと融合し、力を手に入れた。
レンゲルスについて:20:テオスと通じていたらしい。
3:情報収集が終わったところで、レンゲルスが現れる。
既にダスクフレアに囚われており、プロミネンスに侵されている。《心砕き》の効果。
PC1のフレアにより、一時的に正気を取り戻し、テオスの侵略に止むを得ず手を貸したことを告げる。
4:マスターシーン。レンゲルスとステアレスが対峙する。
土地に古くから伝わる神であるPC4に訴えかけようとしたが、ステアレスが出てきた事が分かる。
5:PC2がテオスの上司(ヤム・ナハルあたり)から責任とって始末して来いと言われる。
手に負えないダスクフレアは要らないらしい。
6:PC3と触れ合ったローカランドの人の魂がPC1の力で浄化されている。
【根源】13の判定で、彼らがレンゲルスを救って欲しいと訴えかけている事が分かる。
7:レンゲルスが全てを捨ててダスクフレアに取り込まれようとしている。
【根源】35の判定で助け出す事が出来る。ロールプレイに応じて補正をつけること。
失敗すると、ダスクフレア=ステアレスに取り込まれ[シナリオフラグ]が不成立となる。
《忌むべき想念》《絶望の一撃》《絶えざる憎悪》が追加される。
・クライマックス
ダスクフレア=ステアレスとの戦闘。
・エンディング
各人にお任せ。
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