○フリードリヒ・ヴィルヘルム・フォン・ホーエンツォレルン:聖戦士:フォーリナー/テオス:装着者/ドミニオン:男:28歳
グローリア国のロボット兵器を駆る貴族出身の軍人。その出自、立場の割には軟派な性格で周りを困らせている。
祖国に突如として現れた「オリジンのモナドトルーパー」とそのパイロット、ルミと交戦中、異世界に飛ばされることになった。
○ホワイティア・エルノス:執行者:アムルタート/フォーリナー:ジェネラル/協力者:女:24歳
父親はアムルタートの龍戦士、母親は地球に似た世界、アラトス王国の姫君。
母親をダスクフレアに殺された恨みを晴らすため、全てを手に入れるべくまずは五龍将の地位まで登りつめた。
○ルナ・スター:星詠み:オリジン:クレリック:女:16歳
辺境の小国スターウィッシュの王女マリースターと同じ外見をした少女。
実は影武者として生み出された存在であり、王女が無事成人し用済みとして廃棄されそうになったところをイルルヤンカシュに拾われた。
○里中ゲンゴロウ:光翼騎士:富嶽:艦長:男:38歳
神よって祝福された堅牢な肉体を持ち、非常に自意識が高い。
その強靭な肉体にのみ操れる、特殊な刀剣状戦艦『ナガト』を振るい、全てを守るために戦う。
今は神炎同盟に居を構えるアムルタートの居住区で、ルナは下働きをしていた。
慎ましやかな生活ながらも、冥龍皇イルルヤンカシュには恩義を感じているし、祖国の平和な知らせも何よりの生きがいであった。
そんな祖国からの知らせが途絶えてしばらくたつ頃、不穏な噂が立っていた。
平静な様子を保ちつつも隠し切れない少女の動揺を、龍将軍の一角、輝龍将ホワイティアは敏感に感じ取っていた。
TRPGの輪の集まりでカオスフレアSCのGMをしてきました。
全員カオスフレア初プレイとのことですが、なんか設定が濃い、異常(褒め言葉)と言えるほど濃い(笑)。
誰が主人公だかわからないような濃密さで大人しめだったシナリオが一気に面白くなりました。
ちょっと戦闘が長くなったのが申し訳ないですが、最後まで熱くがんばってくれたプレイヤー達に感謝です。
シナリオには書いてませんがボスデータはフローライトプリズン掲載の魔龍、ごめんちょっと強すぎ。
それにしても、やっぱりカオスフレア面白いです、またやろう。
ハンドアウト&トレーラー
・オープニング1(PC5)
 エリザベス・パーラメントかジェイコブとの会話。PC5は休暇中。
 「それは、受けない依頼の廃棄リスト、当事者には申し訳ないけど私たちは慈善事業でやっているのではないから」
 「休暇中に、何をしようとあなたの勝手だから、止めはしないし、有給休暇ということなら、どこにいようとバックアップはあるわよ」
・オープニング2(PC4)
 神炎同盟とネフィリムの勢力圏の中間地、治安が行き届いていない地区の威力偵察中。
 アムルタートの一軍がレッドキャップ達を掃討する「砕龍将さまの祝いだ!派手に行くぜ!」
 龍たちは砕龍将ブレイドルドスがこの近くのスターウィッシュ王国の王女と婚礼をあげることを教えてくれる。その露払いをしているのだ。
・オープニング3(PC3)
 留学先、宝永かリオフレードあたりで回想シーン。マリースター姫とは小さい頃から知り合い。
 「この王家の女性には不思議な力があるの、国が本当の危機に陥ったとき、その身を花嫁として世界に捧げることで救われるの」
 「悪い人に利用されるといけないから本当は内緒なんだって、だから誰にも言っちゃダメよ」
 事情通の友人か、親元からの手紙などで、マリースター姫が婚礼の準備をしている事を知る。
・オープニング4(PC2)
 神炎同盟の本陣、宝永にいる。イルルヤンカシュが「大事な会合」のためいないのでほぼ全権代理的な立場にいる。
 そこに砕龍将ブレイドルドスが婚礼をあげると言う話が来る。
 場所は神炎同盟の勢力外であるスターウィッシュ王国で、これを機に勢力圏を広げることもできる。
 是非冥龍皇に見届けて欲しいとの依頼だがPC2が行くしかない。
・オープニング5(PC1)
 気がついたら別世界にいた。そこで華やかな行列に出会うが、どうも元気がない。
 フォーリナーのことは知っているので一同は驚きながらオリジンである事を説明してくれる、中心にいた純白のドレスの少女が話しかけてくる。
 「あなたが、私たちの希望なのかもしれません。急なお願いで申し訳ありませんが、是非この国を、いえ、なんでもありません」
 その時、怪物たちが襲ってくる。
・ミドルフェイズ
1:オープニングから続く戦闘シーン、PC全員登場可。
 レッドキャップ2+悪の手先1のエネミーが2グループ登場。PC3人のときはレッドキャップを1ずつにする。
 悪の手先のHPが0になると、《暗黒の太陽》《夕闇の波動》《輝く闇》を得ていきなりダスクフレアになり。LPも50になる。
2:戦闘終了後、残党達を一掃するようにアムルタートの一行とブレイドルドスが現れる。
 「これはこれは、ご足労だが、ここは我々砕龍軍に任せてもらってかまわん」
 「ダスクフレアだと?面白い、祝いの品ついでに武勲をひとつ稼がせてもらおうではないか」
 婚礼が延期され、PC達はしばらく滞在するように促される。
3:PC2がブレイドルドスと会話するシーン。
 「我ら新参者には肩身が狭いよな、だが、俺はこれからのし上がるぜ、見てな」
 「カオスフレアがなんだ、お前にできて俺にできないことがあるか」と軍を率いていく。
4:PC3がマリースター姫と会話するシーン。
 「あなたには内緒にしておくつもりだったのに、ごめんなさいね」
 「あの砕龍将は私に何らかの力が思っているようなの。何もないとわかったら殺される。
 その前に私はスターウィッシュの花嫁の儀式を行いこの国を救ってもらうの」
 「あなたはこの国を離れて。あのPC1さんと一緒に、あの人はきっと世界に必要なの、こんな小さな国じゃなくて」
5:情報収集
@スターウィッシュについて:11:星の祭壇に身を捧げる王女の生贄により、国が救われると言う伝説がある。
Aブレイドルドスについて:13:スターウィッシュの王女の生贄により力を得られると思っている、エネミーを倒す代わりにそれを得ようとしている。
B怪物たちについて:12:もともと付近に住んでいたレッドキャップや山賊がいる。
 ダスクフレア化:20:ブレイドルドスの悪意の発生によりダスクフレアが出現した。
 @が判明すると下記の項目を追加する。
C伝説について:15:王女が星の花嫁となり、オリジンの根源力を得る。だがその力を得るには星の花嫁の思いを受け取る必要がある。
6:マスターシーン。ブレイドルドスがダスクフレアを倒し、ダスクフレアと化す。
 「こいつがダスクフレアとか言う化け物か、フンッ」砕龍将の渾身の一撃が怪物を破壊する。
 「他愛もない、いや、俺が強くなったということか」ブレイドルドスの体から闇の輝きが溢れ出す。
7:PC4のところにブレイドルドスが現れる。
 「富嶽の大名よ、オレと手合わせしてみねぇか?」
 一撃が入ったところで「なんだと?無敵になったわけじゃないのか、やはり、この国の力を得る必要があるようだな」
 「また会おう、その時はお前達も、いやイルルヤンカシュよりも強くなっているかもな」《「造物主」の悪意》で消える。
8:マスターシーン。
 マリースター姫が星の祭壇に身を捧げる。
 「お願いします、星の力よ、救いを」祭壇に消える。
9:暴走したブレイドルドスとその配下が国中を荒らしている。
 「王女をどこにやった?出さないと全てを壊す」《破壊の手》を使用、地割れを起こす。もちろんダスクフレアである。
クライマックス
 ダスクフレア=ブレイドルドスとの戦闘。
エンディング
 各人にお任せ。
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