○“夕化粧”一咲:ソラリス/ノイマン:検怪異使/陰陽師
検怪異使として、五条権大納言の庇護下に居たが、安倍清明の元に弟子入りしている。
陰陽術に類稀な才能を発揮する天才少女。
○白皓:ブラム=ストーカー/モルフェウス:物の怪/琵琶法師
羅生門の外で覚醒したときにはすでに記憶をなくしていた。
少女の姿で諸国を弾き語りするも、平安京のことは忘れられない。
○橘伊吹:ハヌマーン/ノイマン:武士/検非違使
幼い頃に物の怪に襲われ、以来、見鬼の力に目覚めている。
不幸な生い立ちながらも橘姓を捨てずに人として必死で生きている武人。
○藤原智伸:バロール/ブラム=ストーカー:公卿/公卿
傍流ながらも、藤原氏として立派に内裏勤めをしている権中納言。
政権争いには疲れたらしく、検怪異使や陰陽師と公然と付き合う変わり者として振舞っている。
○賀茂光忠:エンジェルハイロゥ/オルクス:検怪異使佐B/検怪異使佐
賀茂保憲の実子で、陰陽術のエリートとして育てられたが、主に弓を使うことに才能が開花した。
もちろん見鬼の力は失っておらず、その力を直接物の怪と戦う事に費やそうとしている。
天狗による人攫いは以前から平安京を脅かしていたが、内裏での話題には上ってこなかった。
だが、正四位権中納言・橘通成の子が攫われたことで状況は一変する。
禁中での直接公言することは憚られたが、みなの知れるところとなり、通成は物忌みとして参内を控えていた。
攫われた子の母であり、通成の側室、文月姫の胸中はいかばかりであっただろうか。
DaydreamでダブルクロスのGMで遊んできました。
ステージは平安京、ダブルクロス初めての方がいるのにやるもんじゃない(笑)
初心者がどうってのは問題ではなかったのですが、話の展開はちょっとミスってしまった感じです。
タイトルからして天狗中心なのですが、実は話の分岐が特になくて子供を攫われた母親がラスボス決定なのです。
だから天狗は子供攫っちゃうんだけどオーヴァード限定で人間に悪さしないのね。
そこであっさり話を進めればよかったのですが、PCと天狗で議論になって長引かせてしまいました。
「人に悪さしないってだけでジャームなんだから天狗に育てられたら子供もジャームになっちゃうじゃないか」という説なのです。
ただ平安京ではジャームの区別が不明確すぎるのでGMとしてそれを受け入れずに結局子供連れて逃げちゃうんですが、ぐだぐださせてしまいました。

戦闘ではPCが5人ってことで、ボステンプレート級の二人に雑魚2組でしたが、PC側圧倒的に有利に終ってしまいました。
《孤独の魔眼》がひどいんです、PC全部固まってるのに範囲攻撃キャラが一人しか攻撃できなくててんでダメなのです。
おかげで自律判定前の時点で既に100%行ってないキャラが居て経験点激減したり。
と思ったら自律判定が通常(一倍)でギリギリ失敗して結局経験点放棄の振り足しの残念なキャラも居たり。
さらになんとなく千寿丸君がロイス2個の3倍振りしたら帰ってきちゃったので、何故か未来のある話に終って驚きです。
でも千寿丸君はジャーム化してないけどPCが誰もロイス結んでくれなかったので天狗山に行っちゃいました。
ダブルクロスならではの微妙な結果になってました。
○オープニング
PC1:
天狗に逃げられるシーン。
PC2:
文月姫が子供を攫われた事を知る。
PC3:
八百比丘尼に天狗の人攫いを告げられる。
PC4:
橘が参内しないことが噂になっている。
PC5:
五条権大納言から文月姫が見鬼の力を持っていることと、子供を攫われた事を告げられる。
○ミドルフェイズ
天狗はジャームだが、PC3に会ってから反省し、鬼に憑かれた子(オーヴァード)しか攫っていない。
文月姫(=オーヴァード)の子供もオーヴァードである。
・文月姫について<情報:平安京、噂話、その他>目標値8
文月姫の子供が攫われている。
・橘通成について<情報:平安京、噂話、その他>目標値7
文月姫との間に千寿丸という子供がいる。
文月姫を避けるようになっている。
・天狗について<情報:平安京、その他>目標値8
天狗が文月姫の子供(千寿丸)を攫っている。
鬼一山に行くと、鬼(AL:P41)×2に囲まれる、戦闘になると千寿丸が現れ、鬼たちをかばい、倒れる。
天狗はエキストラで、《天からの眼》《光の守護》等を駆使できるキュマイラ/ハヌマーンである。
天狗は、千寿丸を将来検怪異使に預けると言うが、今は親子で悲劇が起こるので山で育てると言う。

その後、文月姫が行方不明になる。
・文月姫について<情報:平安京、その他>目標値8
千寿丸を探して一人で屋敷を抜け出している。
○マスターシーン
実は八百比丘尼の策を橘が実行しており、自分の妻子が物の怪である事がばれる前に始末しようとしている。
○クライマックス
文月姫は狂っており、PC達と出会うと、千寿丸だと思い込み、取り込もうとする。
千寿丸は現れるが母親の味方につき、最終戦闘。
文月姫には百鬼夜行(RD:P.111)、千寿丸は悪鬼羅刹(RD:P.110)を伴って現れる。
千寿丸は行動放棄で文月姫をかばう行動からリザレクトをする。
侵蝕率が100%を超えるところで《透過》を使用し、セカンドアクションでPCを攻撃する。
シナリオハンドアウト
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