○蒋小雀(しょう しょうじゃく):剣聖派:生き様「執念」
弱気を助け、悪を挫く正義の武侠、それゆえの容赦なさもある
○苗雪洞(びょう せつどう):天蒼派:生き様「平和」
武器を持ってはいけないので笛の音波であらゆるものを説き伏せる
○魯蘭花(ろ らんか):白虎派:生き様「悲哀」
寡黙にして苛烈、言葉より拳で解決したい気持ちを白虎羅漢功で耐え忍ぶ
○脇役:木仁雪(もく じんせつ)人呼んで“北斗美髯”:生き様「断罪」
次期“七星剣侠”と目される剣聖派の有力武侠、真っ白な髯が印象的
恵玉陰の兄を殺してしまったことを後悔し、同じ過ちを犯した劉爆静には手を下せなかった
○外道:劉爆静(りゅう ばくせい)人呼んで“閃光脚”:生き様「翻弄」
悪人を倒すために手段を選ばず騙し討ちにしたため、師父の木仁雪から破門を言い渡される
その折に剣を取ることを禁じられたが、腿術を極め、閃光脚の異名を得るに至る
師父を逆恨みし、弟弟子であった恵玉陰と共謀し木仁雪の暗殺を謀る
恵玉陰は取るに足らない実力だと思い込んでおり、師父の暗殺後は始末するつもりでいた
○宿敵:恵玉陰(けい ぎょくいん):生き様「宿命」
消せない記憶:九歳の頃、春、夕暮れ時、練習場で師父が門派の掟ゆえに兄を表情をひとつも変えずに殺した
実の兄を殺した師父を恨みつつも修行を続け、劉爆静が破門された今一番弟子となる
その元兄弟子の劉爆静から師父暗殺を持ちかけられたときは応じる振りをして共倒れを狙い、
木仁雪と劉爆静の決闘の折には劉爆静が瀕死となっているように
各地の剣聖派武侠にことさら劉爆静を悪く言いたて追手を差し向ける
既に劉爆静を超える実力を身につけていることを自覚しながらのその所業は
実の兄や兄弟子と同じ過ちであることに気づいていなかった
なんだか「扶桑武侠傳をやっている」ってだけで嬉しくなってきます
基本スタイルが正義の味方で善人、剣聖派は一番簡単だけど難しいかったのか
天蒼派は善人でしかもお人好し、なはずなんだけど台詞はとにかく悪役
白虎派は愚直な戦士、善いも悪いもその場のノリな感じで金庸的武侠さは抜群
という三人のPCでした
シナリオは最初の場面でちゃんと劉爆静を助ける側に回ってくれてほっとしました
生き様看破なんてやられてたらシナリオ崩壊してたかも、誰も持ってなくて良かった
途中は良く言えば臨機応変、悪く言うまでもなくいい加減な展開で構えていました
最初にその土地の剣聖派の代表格に話を付けに行くと言いだされてあぁなるほどとか思ったのは秘密
最後は劉爆静対PCでそれなりに命力を削るつもりが生き様を貫くのが2枚で止まりダメージ通らず
しかも宿敵:恵玉陰に至っては初手の飛燕斬霧剣でジョーカー2枚+役札1枚で勝負したら
PC側からあっさりジョーカーを2枚とも打ち消され奥義発動キャンセルの零段階
生き様を貫くまでもなくあっさりやられてしまいました
止めを刺すのが情けと感じる蒋小雀と天蒼医術は使わないけど放置して見逃すべきとの苗雪洞
見事に武侠っぽいやりとりをして結局放置に決定
その後恵玉陰は生き永らえたのか、それは月だけが知っている
演出者用台本記録張
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