○米風琴(べい ふうきん):天蒼派:生き様「孤独」
四歳の頃、春、朝焼けの中。洞窟の中で、謎の夫婦が、笑いながら、幼い妹と自分に義兄弟の契りを結んだ。
諸国を旅し、たくさんの人を治療し、触れ合いながらもどこかしら孤独を感じずには居られない、悲しい女侠。
○傳露玉(はく ろぎょく):白虎派:生き様「寛容」
五年前、冬、肌を裂く風の中、芝居小屋で、馬賊の頭目が、正派邪派の抗争で、家族全員を武芸の使えない体にした。
修行中だった子供たちを酷い目に合わせれながらも、大きな心で許し、あこがれていた船での生活にたどり着いた。
○母暁降(ぼ しょうこう):飛雲会:生き様「幸せ」
昨年、冬、弱い太陽の下。宿屋で、趙飛雲が、卑怯な手口で、自分をなぶり殺しにした。
修行中、いきなり現れた大師匠に片目をつぶされ、その意味がわからず悩むが、気ままに旅する天性のお気楽屋。
傳露玉は、武芸が出来ないなりに手に職を得た子供たちと別れ、客船の護衛となっていた。
米風琴は、妹と別れ、それぞれの癒しを求める声に従って旅をしていた。
母暁降は、煮えきれない気持ちを抑えるため、風に吹かれるままに旅を続けていた、
そんな船上で、母暁降が美しい髪と後姿の美女に声をかけるが、なんと男性。
なんとかごまかそうと思案しているままにその男が「雲行きが怪しい、南の空が真っ黒だ。」
気づいたときには船長の「嵐が来る、客人もみんな全力で船をこいでくれ!」の叫び声が上がっていた。
なんとか陸地までたどり着くも、船は大破し、妙に温暖な島での生存競争が始まる。
件のJGCで無理矢理もらってきたシナリオ、もう4本中3本目となります。
かなりトンデモな内容が含まれてますが、意外と扶桑武侠傳っぽく進行しました、
今回はいませんでしたが、天文会のご飯、瑞飯がいろんな人に好評、
特にたまたま助かってしまった船長が島でののんびり生活と瑞飯をいたくお気に入り、
エンディングではちゃんと船の修理が出来ました、ってところまでは言ったけど、
船長がその調子で帰れたのかどうかはまた別の話らしいです。
戻る