○紀火雷(き からい):天蒼派:生き様「真心」
三年前、春、月が白かった。草原で、自分が、奥義書の争奪戦で、師父を人前に出られない姿にした。
15歳、三年前の事件より歳を重ねることを忘れてしまったかのような童顔。
奥義書伝授のための試験として師父の点穴をついたが、間違いで廃人にしてしまう。
人としての生活も出来ずにただただ生きるだけの師父の世話を苦悶のうちに続ける。

名古屋のNIGHTSさんのゲストコンベンション前夜祭、扶桑武侠傳オンリーコンベンションです。
地元の方にこっそり混ざって大阪から参加。
GMはNIGHTS代表の方でした。
扶桑武侠傳を知らないPLさんがいたのでGMが一生懸命説明してくれましたが、
やっぱり大変だ、一度理解すると簡単なんだけど最初の説明は難しいのが扶桑武侠傳なのです。
で、ゲームの最初にハンドアウトのような説明をがあって、
PC1は、余命を悟った師父から師父の好敵手だった武侠の墓参りを託される剣聖派。
PC2は、やっとの思い出会得した奥義より、さらに強力な技があると言われ、それを求める白虎派。
PC3が、兄弟子の窮地を助けるために旅立つ天蒼派。
PC4が、先の大粛清を免れた外道の生き残りの処刑をすることになる凶門派。
そこでPC3を選択、そして例によって厄介な消せない記憶、他の武侠も実は負けず劣らずですが(笑)
紀火雷は、もはや人語を発することも無く、ただただ虚ろな目で中空を見つめるだけの師父を世話していた。
だがある日、気が付くとその師父がなにかの紙切れを持っている、
良く見ると兄弟子からの窮状を訴える書状であった。
師父の状況を師兄に伝えられずに居たまま、このような手紙を見てしまい、逡巡していると。
「オマエガ、イケ」師父の目が一瞬だけ光を取り戻したような気がした。
そして、紀火雷は旅立つことを決心し、兄弟子のいる地を目指す。
だが、ほどなくしてたどり着いたその地で、その尊敬する師兄の変わり果てた姿を目の当たりにすることになるのだった。
というわけで、兄弟子の仇を取るという他の武侠に比べて圧倒的なまでのモチベーションを与えられてしまうのでした。
剣聖派が主役という前フリはGMの罠ですか(笑)
しかしその分を差し引いてもちょっと突っ走りすぎたかも、反省。
その兄弟子の死因が掌打に見せかけた毒殺だったせいもあって、
一幕でPC4の凶門派武侠に絡んじゃったのは失敗だったかも、その後も生き様「真心」をしばらく忘れてたし。
なんて思ってると、同シナリオをやってた別卓では同じ立ち位置だったと思われる天蒼派がかなりぶっ飛ばしていた模様。
魚の絵を見たら警戒しましょう(笑)
というわけで井上鮭さんを初めて目の当たりにしました、若くて美人、ずるい。
何故か会場の隅っこで固まっていた小林先生と井上鮭先生を捕まえて、いろいろ喋ってるうちに
当然ですが小林先生にサインを求めてきた方がいらっしゃったのでそれに乗ってサインもらったりしてると、
いつの間にかサイン会状態になってしまってました。
そのどさくさに紛れて井上鮭さんにもサインをお願いしたら、
「そんなの書いたことない」とのありがたい御言葉をもらったので、しばらくこれが初サインだと言い張ります(笑)
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