○張私雨(ちょう しう):白虎派:生き様「快刀乱麻」
十歳の頃、夏、朝焼けのなか、洞窟の中で、白い虎が、笑いながら、泣き虫な幼い自分に新しい世を築くことを誓った。
大人びて見えるが実は十七歳の若者、小さい頃に虎に噛まれた大きな傷跡が肩口にある。
都に定められたこともある大都市、神戸(しんべ)で、逢玉鉤(ほう ぎょくく)という貴族の令嬢の話し相手として何故か呼ばれた。
お年頃で良い婿を探していると言う噂で、無骨な自分が何故?と思ったが、
どうやら共に呼ばれた剣聖派武侠・宮狼風(きゅう ろうふう)の引き立て役なのであろう。
そしてその日の話も終わり、偶然にも絶世の美女とも言える女性を暴漢から救い、礼として過剰な厚遇を受けている頃、
あろうことか逢玉鉤の父親、朱酔(しゅすい)が暗殺されてしまった。
数年前に姿を消した大盗賊、“血華手”の仕業だと言うのだ。
今日は神戸で活動しているサークル・ベルセルクさんの扶桑武侠傳オンリーコンベンションで遊んできました。
扶桑武侠傳オンリーと言う響きが非常に宜しいです。
一応主人公は剣聖派の宮狼風のお話だったようですが、
「人違いで愛した人を廃人にした」記憶をフルに活かし、その愛した人に成り代わって、貴族の令嬢を演じ続けるという、
女装の美少年・逢玉鉤に全部持っていかれました、我ながら余計な入れ知恵をしたもんです(笑)
シナリオ展開は武侠小説的お約束を中心に進んでいったので武侠っぽくて良かったです。
そろそろ自分でもシナリオ作ったりしないとね。
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