○薛山霧(せつ さんむ):天文会:生き様「人徳」
五歳の頃、夏、青い麦畑の中、洞窟の中で、天蒼派の武侠が、脅迫されて、家族全員を皆殺しにした。
麦畑の中で、天文会武侠に拾われ生き残る、女と見紛うような妖艶な男。
○伍沙羅(ご さら):剣聖派:生き様「希望」
七歳の頃、夏、雨が降っていた、墓地で、不死山の麓の仙人が、風に吹かれて、臆病な幼い自分に義兄弟の契りを結んだ。
仙人の下で修行するうちに紅眼、銀髪の異様な風体になるも、希望を胸に生きる。
○富連雀(ふ れんじゃく):白虎派:生き様「悲願」
八歳の頃、春、二匹の蝶が舞っていた、街道で、謎の夫婦が、棒で、感情を失った幼い自分の癒えない心の傷を癒した。
白虎派の棍棒で渇を入れられて以来、武侠に目覚める、顔まで伸びる竜の刺青が目立つ女侠。
 ――吹きすさぶ雪のなかで武侠は出逢う。
 山小屋のなかで吹雪の一夜を過ごした武侠は、今にも息絶えようとする女に
「この子を、ふもとの村にいる、この子の父親に逢わせて欲しい」
と、1人の少女を託される。
 女は息絶え、残された少女を連れて、ふもとの村へと武侠達は向かう。
 しかしそこは、西朝崩壊のための陰謀の村であった・・・・・・。

“愚か者どもは、降りしきる雪に、悲しみと愛を残す”
PC1:天文会
天文会の密命に従い、赤石山脈に潜む武侠を討つ。

PC2:剣聖派
大剣聖・燕丁奉直々の命により、夜叉神村を目座す。

PC3:飛雲会
自分自身を信じ、雪山を目指す。

PC4:白虎派
近くの村の噂から、奇妙な胸騒ぎを覚える。
タイトル長っ、もちろんこんなの考えるのは小林先生自身しかありえません(笑)
というわけでロール&ロール18号掲載のシナリオです。
上記のような今回予告を用意してみました、シナリオはもともと3人用なのでPC3,4は実は同じもの、
プレイヤー3人なのでそのまま使えて楽に出来ました。
シナリオ詳細は明かせませんが、PCが3人とも見事な武侠でかっこよく進みました。
その気合に押されてか最後の戦闘での外道の生き様が1でストップ、なんというかあり得ません(笑)
そして盲目の武侠は、紅い血の涙を流して去って生きました。
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