PC1:孫朧月(そん ろうげつ):剣聖派:生き様「不退転」
十歳の頃、春、二匹の蝶が舞っていた草原で、白虎派武侠に、野心のため、病気の母をなぶり殺された。
碧眼の剣侠、どうやら男前。
PC2:慎在色(しん ざいしき):天蒼派:生き様「心意気」
七年前、夏、風鈴が囁くように鳴っていた洞窟で、自分が悲しみで我を失って初恋の相手を歯を食いしばって殺した。
激しい過去と共に天蒼派に入門、鮑蒼月の下で善行に励む。
PC3:周細雪(しゅう さいせつ):凶門派:生き様「勇鋭」
昨年、春、月が白かった、家の中で、自分が怒りで我を忘れて、愛した人を震えながら殺した。
元兄弟弟子だった外道を狙う狩人、寡黙。
PC4:蘭紅雨(らん こうう):飛雲会:生き様「博愛」
一昨年の夏、蝉が鳴く頃、砂漠で、瑞覇が剣で兄を皆殺しにした。
9人もの実兄、兄弟子達を殺されるも、恨みを捨て今日も雲の赴くままに生きる。
趙扶花を探せといわれたものの、全く当てのない状況からなんとか手がかりを結びつけ亀山にたどり着いた朧月。
そこでは、客桟の主にして天蒼派の武侠として人々から尊敬される好漢、袁蒼医の婚礼前日だった。
そこにはまた凶門派外道・袁蒼峰を追ってやってきた細雪の姿もあった。
蒼医と蒼峰は兄弟かそれに近しい人物であると見定め、近づこうとするも、凶門派と言うこともあって相手にされない。
屋敷中の侍女たちと仲良くなった紅雨は、一行に姿を見せない「花の君」と呼ばれる新婦と会う機会を得る。
そこに待ち受ける罠を潜り抜け、まさしく婚礼が始まろうとする頃、地下牢を脱出した武侠たちは現れる。
そして衆人の目の前で、あくまで忠義を尽くす高雲鹿を紅雨が文字通り雲に巻く中、朧月の狼牙剣が袁蒼医=蒼峰を貫く。
動けなくなった外道に、細雪はあくまで止めを刺そうとするが、飛刀に止められる。
在色の打つ天蒼派の奥義により、全ての記憶を失くした蒼峰は、もはや外道ではなかったのだ。
なんだか久しぶりの扶桑武侠傳でした。
なんでこんなネタになってるかはわかる人には分かるってところです。
さすがに宿敵の両手から繰り出される二正面攻撃には対応に戸惑ったようです。
雲鹿の方は紅雨の方が一人でずっと飛天舞による対処で待ったく手が出ませんでした。
最後は細雪より先に役札の揃った朧月の超神話活劇による奥義炸裂で決着。
宿敵は油断してたら生き様を貫く暇がありませんでした。
それにしても敵味方とも生き様を貫く効果がさっぱりでした、2、3枚ですぐ止まっちゃうんです。
演出者用台本記録張
シナリオハンドアウト
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