“七人の敵がいる”イース:商人→冒険者
転校してきた独立都島学園で心優しいみんなの清き一票により生徒会長になった17歳の女の子。
一騎打ちにより数々の敵を打ち破った父上の昔話が大好き、だが、今その国はディープマジカルという深階系魔法国家の領地となっている。
父を騙し討ちする形で国を滅ぼした魔法と、落ち延びるまでの暗く寂しい迷宮が嫌い。
独立都島学園の名物地獄坂を擁するマヨエル峠を、心身ボロボロになりながら登りきったイースを、学園の生徒たちは快く迎えてくれはしなかった。
腐った目つきのゴロツキを従える番長“酒池肉林の"ホオズキ。
怪しい目つきで男達をとりこにする保険医“都島でも一、二を争う”ココア。
高枝切りバサミと見せかけた首狩鋏で花を愛でる女装の少年“花も恥らう”ウィンター
国を落ち延びる時から支えてくれた“清濁併せ呑む”スピーチカの助けもあり、何とか溶け込む事が出来た。
生徒会長選挙直前、最後の一騎打ちを挑んできたホオズキに勝利するが、その時に見せた男気を心から信頼するに至る。
その後は学園中(主に男子生徒)からの好意に支えられ、学園の代表として暗く深い迷宮に、名を馳せることになる。
それまでから掌を返したような人気と共にイースが生徒会長になってからの学園運営は平穏そのものだった。
ドワーフ寮(牧場)のドワーフ達とスピーチカも険悪ながらも打ち解けあい、一般生徒、ドワーフ共に増加の一途を辿る。
それらは全て、第一校舎の壁にかけられたマヨエルの仮面の加護だとも言われていた、また、その仮面はこの地一帯を守護する封印の守り神であるとも。

だが、そんな平穏は長くは続かなかった、何者かの悪意、いやほんのいたずら心だったかもしれない。
ともかく、マヨエルの仮面と共に学園を照らす星達の輝きが一瞬だけ消えた。
勘の鋭いホオズキが確認できたのは、学園の象徴たるマヨエルの仮面を背負って走り去るどろぼう猫の姿だけだった。
迷宮キンダムでプレイヤー、あれよあれよと言う間に国王でした。
宮廷3人から好意を得る大人気国王、最後の保険医からも迷宮フェイズ中に友情を得る大人気生徒会長でした。
なんだか役に立ってるんだか立っていないんだかよく分からない立ち位置でしたが、リーダー的存在ではありました。
いろいろルールの謎もいまさら感じたりしましたが、やっぱりプレイヤーも楽しいです。
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