恐怖魔階汽車のランドメイカー達
国王:“当たるも八卦当たらぬも八卦の”ファゴット:料理人→博士
   前王が博覧教の深い信者のため魔道にのめり込み早死にしたためか、魔法を嫌う少女王。
   そのためか武芸に励むも文武両道をこなし、実は信仰心も失っていない健気な一面もある。
神官:“酒池肉林の”マリーゴールド:働き者→召喚師
   生まれ故郷を失った戦災孤児として流れ着き、そのまま神官として大好きな料理の得意な王に仕えている。
   若い娘でありながら気がついたら酒瓶を片手にする様からそのふたつ名がついた。
騎士:“清澄で一、二を争う”グラナーダ:衛視→武人
   天階から遣わされ、冒険列車と同盟関係の神聖清澄学園で名を馳せていた騎士。
   そこで道場を開き、弱き者達の成長を楽しんでいたところ、ランドメイカーだったため冒険列車にスカウトされたらしい。
従者:“清濁併せ呑む”ウォルナット:医者/狩人→料理人/盗賊
   さる大王国に連なる一族の末裔で、その頃の威信を伝え聞き育てられてきた。
   医者として育ってきたせいか、愛多き青年として成長した。
逸材:“脛に傷持つ”パスタ:冒険者
   過去に何かあったらしい冒険者。
逸材:“石橋を叩いて渡る”ドランクドラゴン:竜拳士
   氏族を支える汗であったが、マリーゴールドとウマが合ったらしく、恐怖魔階汽車に乗り込んだ。
逸材:“万に一つの”シュソウ:軍師
   東中華ランド滅亡の危機をいち早く察知し、自ら牢獄で命を絶ち、復活の時を待っていた賢者。
迷宮キングダムのキャンペーンシナリオ、猟奇戦役の4回目です。
宮廷はレベル2なのでさすがにそのままバロックキャンペーンの4話目は無理ってことで、自作シナリオを挟んでみました。
3話目の前にやるべきお話なのは内緒です、っていうか3話目の前にそのままやると2レベル上がっちゃいますしね。
シナリオは下記の通りですが、昇降機解放機構との戦いでファンブルで前衛のメイン武器壊してあんまりだってことで再挑戦してます。
下の方にあるマップの2ページ目は再挑戦後でちょっと変わってます。
白衣の天使が無条件に敵対で兵士を率いて戦闘、パワードラゴンは眠ったままでヒント減って難易度グッとアップです。
暴走器官車相手には自重して撤退してくれたからなんとかなりましたが、一気にリッチになるシナリオでヘロヘロでした。
誰も脱落せずレベルアップ出来たので当初の目的は果たしてますが、ダイス目恐るべし。
・プロローグ
 ついに運命の時刻表を手に入れた冒険列車は、目的地に向かって進み続けていた。
 だが、旅は順調ではなかった、千年王朝の魔法が残っていたのか、器官車の一つが暴走をはじめ迷宮の狭間へ脱線して行ったのだ。
 一瞬だけ、マヌエラが呆けたようになる。PCに背景表で天敵がいれば、その演出をする、いなければ脳漿喰らいの影響で感情を失う。
 残された器官ではこれ以上まともな冒険は出来ない、なんとしても器官車を取り戻さねば。
 宮廷に逸材がいれば、マヌエラの代わりに列車をとにかく近くの駅に移動させる。
・ホラアナ城へ
 冒険列車が手近な駅に止まると、ホームには"ホラアナ城前駅"と書かれています。
 「ホラアナ城、千年王朝のペルペティウムと世界の中心を争っている場所ですわ、ここの国王には会いたくありません。」
 列車を降りてみると、華やかな、どうやら嫁入り行列らしいものが取り乱れ、人々が騒いでいる、どうみても暴走した器官車がの所業だ。
 もちろん有無を言わせずアオヒゲ=ド=ホラアナ六世の前に引っ立てられてしまう。
 「そなたたちが我が十四番目の妃を連れ去った犯人だな?調はついておるぞ。」
 宮廷が反論すると、事情は説明してもらえる。暴走した器官車がホラアナ六世の新しい花嫁を連れて行ってしまったらしい。
 「お、良くみるとなかなかの美人だな、よし、お前とお前が新しく十四番目の妃と何番目かの側室となるなら問題ないぞ。」
 などと言い出し、マヌエラと宮廷の女性PCをいやらしい目で見つめてきます。
 マヌエラは心底嫌がり必死に反論する、また対象の女性PCは〔魅力〕で難易度12の判定に"失敗"すること。
 するとホラアナ六世はなんとか連れ去られた花嫁を取り返してくることで納得してくれる。
 なお、魅力判定に成功したPCは参加できません、新キャラでも作ってください。
・パワードラゴン汗
 謁見の間に、パワードラゴン汗が飛び込んでくる「呼ばれなくても即参上!」
 「アオヒゲ=ド=ホラアナ六世よ、このパワードラゴン汗に任せてください、器官車を止め、私が花嫁を取り返してきましょう。」
 「私はその器官車を頂ければ問題ありません。」
 「なるほど、それならこの者達は無条件で我が物とできるな。」
 そのやり取りだけで、パワードラゴン汗はさっそく出て行ってしまう。
・宮廷への懇願
 円卓会議に入る前に、王宮長屋からみすぼらしい格好をした男が、転がり出てくる。
 「あなたは、○○様ではありませんか?」
 詳しい話を聞くと、第一話で宮廷についてこれなかった者であることがわかる。
 近くに迷宮災厄で移動した土地を暴走した器官車が丸ごと引きずっていったらしい。
 または、背景表で国を失ったPCがいれば、その生き残りであるとし、背景表に従った使命の達成の可能性を示唆する。
・王宮フェイズ
 ホラアナ城の名所は基本的に使えないとするが、王宮長屋で傭兵を雇うのは可能。
 所持金がなければ維持費を1MG増やせば4人雇う事が出来る。
・エピローグ
 脳漿喰らい(または宮廷の仇、天敵)を倒せば、器官車は心を取り戻し、大人しくなって冒険列車に一人で戻ってくる。
 暴走器官車を倒している場合は、引きずってきて修理することになる。いずれの場合も花嫁は無事で、特に宮廷に心を寄せることはない。
 ホラアナ城へ帰還すると、昇降機解放機構達を倒したこともあってアオヒゲ公も無理は言ってこない。
 それでも器官車の修理が終った頃「15番目の妃を。」と言い寄ってくるがそこにメトロ汗国のケイブエクスポリスがやってくる知らせが届く。
 メトロ汗国と友好的になっていれば、駅を明け渡す形で追い出されるが、ケイブエクスポリスにフローライト公主が乗っている事が分かる。
 メトロ汗国との関係がない、または険悪な場合、マヌエラがなんとかして逃げ出すが、ホラアナ城との関係が険悪となる。
 脳漿喰らい(または宮廷の仇、天敵)を倒していない場合は、シナリオは失敗とする。
 シナリオが失敗の時は、心を失ったマヌエラは感情をリセットし、今後宮廷に好意を取れなくなる。
 シナリオが成功の場合、今回の土地は領土として7両分追加車両に加え、その上で下記の効果を得られる。
 C−2にあった神殿(または使命に合わせた施設)は1d3MGで修復可能。
 “万に一つの”シュソウを助けていれば、1,2:即身仏、3,4:軍師、5,6:生き神様のジョブを持つ逸材として加わる。
 オープニングに出てきた者を含めて、2d6人が《民》として加わる。
マップ
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