○ウルフ
自分は将来ガンダ=ウルフになるものと半ば妄想的に思い込み、
ガンダシティを目指す遅咲きの魔術師。
○アルシャルク
ガンダシティの平和で豊かな様子を聞き及び、
そこを治める者こそ、捜し求める神聖皇帝ではないか、と感じる騎士。
○シェフィールド
ガンダシティでも稀な本当の治癒能力を持った神官
神殿に祭られたゾール神像から、ガンダシティへの邪悪な気配を教えられる。
○シャルメン
交易商人の父(裏では盗賊ギルドの幹部)の一人娘、貴族的な物言いは得意。
ガンダシティへの商船に水夫のフリをしてもぐりこむが、他の船員にはバレバレ。
2006年初TRPGはモンスターメーカーレジェンドでした。
PCにディアーネがいないのは斬新かも、もちろん全く問題なし。
シナリオが下記の通りでしたので、まずどうやって2グループに分けるか悩みどころでしたが、
もうウルフが今回予告を汲み取りまくりで、危うくモンドールのお株を奪いかねない勢い、
ガンダの魔道書も聞いた瞬間ゲットする気満々だったので、軟禁決定。
そしてシャルメンが変装なんかしてるおかげで、やたら挙動不審のため、こちらも問題なし。
シャルメンのお父さんはおろおろするばかり、と。
代わりと言ってはなんですがアルシャルクとシェフィールドはいい人全開、
みんなして素晴らしいキャラ立てです。
シナリオ展開は概ねシナリオに書いてある通り、ウェン君はやっぱり怪しいですか。
戦闘バランスは、前衛二人って厳しいかと思ってましたが、
シャルメンの圧倒的なQC(最終的に15くらい?)+特技<身軽さ>でDP20オーバー、
アルシャルクも思った以上に早めにハルバート+フルプレートの装備が揃って、最強のライン完成です。
ウルフはなぜかQCにどんどんポイントを割り振って、攻撃力はいまいちながらも序盤では大活躍。
シェフィールドは当然のように終始回復・サポート。
最初が魔術師で最後が前衛がオフェンスと言うのは想定とは逆でしたが、バランス取れすぎです。
ちなみに最終戦闘ではモンドール(レベル15)に、アイアンゴーレム1体に決定。
他PC3人が倒れるもラストターンでのアルシャルクのまさに劇的な出目でPC勝利。
ガンダへの道を歩んだりそうでもなかったりするのでした。
シナリオ名:ガンダの力
推奨人数:5、レベル:初期状態

今回予告:
 偉大なる魔法使い、ガンダ様の治める国はとても豊かで平和に満ちていました。
    そのガンダ様の力は、とある魔道書によって得られると噂され
それを狙って、悪い人達がガンダ様の城下町に入ってくるのです。
 噂の真相はガンダ様しか知りませんが、人の好いガンダ様はそんな噂があることも知らず、
沢山の人が街を訪れることをうれしく思うのでした。
 そしてそんなガンダ様に仕える大臣達は、パーティを開催するのです。
 そんな街に冒険者たちが集まるのは、偶然でしょうか?運命なのでしょうか?

オープニング:
 PC達はお約束の天啓や、なんだか適当な理由で『ガンダの街』を目指すことになります。
 魔道書の噂を聞きつけて、なんてのもいいでしょう。
 ここで2つのグループに分けます、ひとつは、ディアーネや高貴で清純なグループ、
もう一つは、盗賊やオーク等のガラの悪そうなグループ。
 一つ目のグループは、城門で歓待されます、この時、ガンダ様に会いたいと言う少年
魔法使いのウェンと出会います。
 二つ目のグループは、門の入り口で門番に尋問されます、
一つ目のグループが止めようとした場合は、騎士隊長のネフェルーダが現れて、
「簡単な質問だけですぐに開放される。」と言って分かれてもらいます。

城でのパーティ: 
 一つ目のグループは、お城のパーティに招かれます。
 二つ目のグループは、城の一室で軟禁され、外から鍵がかけられます。
 パーティ中に突然、数名が凶暴化し、他の人に襲い掛かります、
 一方その頃、二つ目のグループの部屋では、ウェン少年が鍵を開けて、開放します。
 そして、「大広間が大変なことになっています、助けてください。」と言います。
 パーティ会場で戦闘、狂人×3、狂戦士×3。
 二つ目のグループの到着は適当に遅らせましょう。

 戦闘が終了すると、“ガンダ様”ガンダ・ルフィーアが現れます。
 PC達を信頼して協力を依頼します、邪気に当てられたのか、弱っている模様。

事件の調査:
 協力と言われても困るはずなので、いつの間にか現れるウェン少年が助言、
 ・騎士団長ネフェルーダ(最初の場面で嫌な奴っぽくしておく)
 ・一番弟子デイオシェリル(上昇志向が強いらしい)
 ・大臣(余ってるコマで適当に)(パーティの企画者)
 の3人が怪しいと言って来ます。その場のノリで真犯人を決めましょう。
 PC達が狙ってきた相手を犯人にすればいいですが、とりあえずデイオシェリルを犯人として、
 ・ガンダ様の書庫に出入りしていたらしい。
 ・狂人化した連中となにか話をしていたらしい。
 ・ガンダの魔道書を知らないかと聞かれたことがある。
 ・老魔術師と会っていた、それから態度がおかしい。
 との情報を聞きだせるようにします。
 追い詰めると、部下を集めて凶暴化します。
 ミノタウロス×1、狂戦士×3
 ルフィーアを連れてくるならアイアンゴーレムを出しましょう。
 ルフィーアはHRを使ってファイアの暴走を完全にコントロールし、巨大な炎で犯人を包みます。
 一発で仕留めますが、そこで倒れます、残りのモンスターはPC達でがんばりましょう。

 戦闘終了後、ウェン少年が高笑いしながら現れます、手には魔道書が一冊、
 「ガンダの魔道書はいただいた、これで私が間違いなく最強の魔導師だ。」
 ウェン少年の仮面ははがれ、中からモンドールが出てきます。

クライマックス: 
 「あの魔道書自体に大した力はありません、あれに記されているのは成長のきっかけなのです。」
 ルフィーアはそう言って、PC達にモンドールの退治を依頼します、
彼女は邪悪な意志の力にあてられ、もう力が残っていないのです。
 PC達が戦うことを決意すると、HP,SPはもちろん、HRも回復してくれます。
 モンドールは近くの山の大きな屋敷で待ち構えています、
 彼にはガンダの力が理解できていません。
 しかし、PC達はルフィーアに与えられたきっかけによって、モンドールの目の前で力に満ちていきます。
 もちろん成長の可能性を存分にもっている勇者だからなのです、経験点を10点くらいあげましょう。
 それを見たモンドールはPC達を倒せばなにかわかると思い、戦闘になります。
 モンドール×1、ゴーレム×1、他にPC達が街の騎士をつれてきていれば凶暴化します。
戻る