○クラウディオ・E・リベラメンテ:男:22歳:紡ぎ手2/賢者1
仮面をつけて左の地を渡り歩く裁縫師。仮面を外すととたんに影が薄くなる。
生まれ故郷では父親が反乱を起こしたとされ、国許を追われている。
○サロメ・D・スケルツァント:女:12歳:戦人1/職工2
お調子者で何でもすぐに気に入ってしまう冒険少女。
その若さで一人で旅することになった過去をおくびにも出さず、自分の身長ほどもある大剣を振り回す。
○ミランダ・E・トリスト:女:22歳:戦人3
純血のエロイカもかくやと言うような橙眼、赤髪の大女。
性格も戦人らしく激情家であり、重装備を誇る賞金稼ぎとして世を駆け巡っている。
村に生きる少年がいた、生まれは知れず、心も打ち解けず、ただ暮らすだけ。
ただ見守る者達の目は暖かく、少年の事を受け入れる準備はできていた。
また、優しく見守るからくりがいた、其達がいた。
そこに、陰謀を含んだ異形の瞳があった。
モノトーンミュージアムで遊んできました。
今回は比較的モノトーンらしく、かつ大人しめのお話にしたつもりです。
逸脱と言う劇的な効果をもたらす必殺技みたいなのがあるのですが、ちょっとルールが変わって使い放題になりました。
厳密には使い放題ではないのですが今回のミランダあたりだと3回くらいはいけまして、これが強い強い。
このへんのバランスが進化中と言うことでまた面白くなってくるのではないかと思います。
製品化される頃にはどうなっているかとても楽しみ。
■今回予告
冬の終わりを告げる狭間の日を前に、村人たちの気づかぬところでほつれを生み出す村があった。
村に住まう一人の少年の心の暗部に、異形の魔の手が差しのべられた。
やがて訪れる狭間鉄道と少年の関係とは、少年を見守るモノ達は彼を守りきれるのか。
これは、とある旅立ちの物語・・・・・・。
モノトーンミュージアム『人ならざるモノの切符』
かくして、物語は紡がれる。
■ハンドアウト
・PC1
 キミは世界中のほつれを治すために渡り歩く裁縫師だ。
 そんなある日立ち寄った村で、明らかに一人で浮いている少年がほつれを生じさせていた。
 それ自体はキミの力ですぐに治せるものであったが、この調子ではまたすぐにほつれを生じてしまうだろう。
パートナー:リコス
関係:庇護
クイックスタート:寡黙なる異端者
コンストラクション:紡ぎ手
配役指定:【職業】裁縫師
・PC2
 キミは信憑性の薄い噂を頼りに狭間鉄道を訪ねて田舎の村までやってきた。
 一見何もなさそうな村だが、それが逆に意味があるのだろうか。
 簡単に辺りを捜索すると、不安そうに村を見守る其達を発見した、彼なら、何か知っているかもしれない。
パートナー:コマ
関係:好奇心
クイックスタート:流浪の旅人
コンストラクション:渡り
配役指定:【職業】冒険家
・PC3
 キミは、街で重罪を犯した異形を追うために街から派遣された戦士だ。
 街からは遠く離れた村のはずれで、とても人の力でやったとは思えない破壊の跡を発見した。
 かの異形かは分からないが、それでも見過ごすわけにはいかなかった。
パートナー:異形
関係:執着
クイックスタート:秩序の番兵
コンストラクション:戦人
配役指定:【職業】衛兵
・PC4
 キミは"ご主人様"の言いつけでこの村に住んでいるからくりだ。
 "ご主人様"に頼まれたのは少年を守ることだった。
 いつも見守っていたが、最近になっていつの間にかいなくなっていることも多く、いつそのままいなくなるか不安になってきた。
パートナー:"ご主人様"
関係:忠誠
クイックスタート:歯車仕掛けの従者
コンストラクション:からくり
配役指定:【職業】従者

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