裏切りの街

PC1:宮藤洋一:タタラ◎=タタラ●=マヤカシ
宮藤ケミカル研究所長、255歳までボケないと豪語する天才肌の薬剤師
PC2:月:カタナ◎=チャクラ●=チャクラ
自称職業凶手、嫁とはまぁ仲良くやっているらしい
PC3:松浪正:イヌ●=カブト◎=カゼ
泣く子も黙るブラックハウンドで和気藹々と過ごす若者、通称ハスキー
PC4:ドレット斉藤:フェイト◎=レッガー=カブトワリ●
しがない探偵業を営んでいるが裏の世界にも通じる凄腕
アクトトレーラー:
いつもろくな話のないN◎VAの街で、また胡散臭い話が流行る
裏切り者が多発し、それによる同士討ちの殺し合いが横行していた
災厄への不安か、誰かの陰謀か、かくして、運命の扉は開かれる
オープニング:
・宮藤ケミカルでは新薬発表の準備に緊張した空気が走っていた、そんな中
「所長、大変です、大塚さんが来ません」
当日司会予定の大塚は突然行方不明になっていた
「しょうがない、じゃあサトミ君、キミが司会をしたまえ」
「え?でも所長、僕じゃ新薬の事何も分かりませんよ?どんなのですか?」
助手に言われて気が付く、新薬に関する記憶が天才所長の頭脳から完全になくなっていたのだ
・斉藤探偵事務所の前で巨大なバイクがブレーキをかける轟音がする
厄介ごとを察知したドレットは慌てて玄関の鍵を閉めるが、火星人は慌てず騒がず勝手口から入ってくる
「仕事が入りすぎて逆に困っててな、ま、こんなの火星じゃ日常茶飯事さ」
資料の束はすべて浮気調査であった、だが、パッと見ではとても浮気しそうにない夫婦からの依頼ばかり
とりあえず仕事が入るのは悪いことではないとばかりに処理を開始した
・ブラックハウンド捜査課の中でも、指折りの結束を誇る部署に
その青年、一族の掟によりテイク・アニマルで頭部をハスキー犬のそれに変えた松浪正は勤務していた
「なぁハスキー、おまえフクさん(福島誠吾)と親しかったよな?」
「いいかよく聞け、そのフクさんがシャンハイ(上田巡査、ラーメン好き)を殺して逃亡した」
ありえない現実を突きつけられたショックを隠しきれないまま、上司から福島の捜査を命じられた
・レッドエリアの路地裏で覆面をかぶった男達を自称職業凶手の男は一網打尽にしていた
いつものように倒した男達から飯代を調達するために懐をあさると、真教徒の証である十字架も見つかる
あまり気にせずに立ち去る影に男たちは最後の台詞を吐く「覚えてやがれ」
「覚えていていいのか?」何も応えられない男たちを背に、いつもの蕎麦屋へ歩いていった
いつもの臨時収入に少し機嫌を良くして玉子をつけると、黄身がふたつ入っていた
エンディング:
・宮藤ケミカルでは流出した新薬の解毒剤の副作用が精神病患者にとてもよく聞くことが判明し
臨時収入と急に忙しくなった仕事に大童になっていた
そこに以前なら絶大な大塚の姿はなく、なぜか助手のサトミ君も何かを見限ったように姿を消していた
・斉藤探偵事務所の前で巨大なバイクがブレーキをかける轟音がする
厄介ごとを察知したドレットは慌てて玄関の鍵を閉めるが、火星人は慌てず騒がず勝手口から入ってくる
「ちょっと火星に行ってて連絡が取れなかったのさ、あ、これは土産の火星饅頭だ」
なぜかその包みには『土佐日記』と書いてあった
・その後のハスキーの必死の捜査(制裁とも言う)により、福島が大塚側についていたのは
これ以上ブラックハウンド内に危険な薬を広めないように制止するためであったことがわかるが
刑罰がいくら軽くなろうとシャンハイはもう帰ってこない
だがハスキーはフクさんの現場復帰を信じて日々を過ごすのであった
・ホワイトエリアで暮らす嫁のマンションの玄関で、報酬がなかったことを思い出し引き返そうとする
だがレディ・ダスクと恐れられた元エージェントはその足音を聞き逃さず、月をスキヤキで出迎える
「カイルって人から報酬は振り込まれてたわよ、あと『すまん』だって、何やったの?」
ここで改めて、自称職業凶手は自分の口座が誰のものであるか思い出すのであった
NPC:
○大塚洋平(おおつか・ようへい):タタラ◎=カゲ●=カリスマ
理性:7/14、感情:6/12、生命:7/14、外界:7/11
PC1から人を疑わせる薬を盗み、使用した
真教の人物、福島誠吾、他様々な所で使用
○福島誠吾(ふくしま・せいご):クグツ●=イヌ◎=カタナ
理性:8/14、感情:1/11、生命:8/16、外界:4/8
PC3の同僚を殺害、逃亡、その同僚が裏切ったためと思っているが
大塚に渡された薬のせいである
気づいた後も、もう元には戻れないと覚悟を決め、PC達に倒されるために戦う
○“槍”カイルと“夜の剣”クロイツェル
真教からの依頼で裏切り者のPC2を殺しに来るが、数回出会うとPC2を信用し、去る
「不可解也、この者に悪意を感じぬ」
「ふむ、しばらく猶予をやろう、無実を証明してみろ」
シナリオハンドアウト
PC1 キミは優れた医療技術者であった、当然その腕を妬む者も多い
ある日、開発した新薬を同僚の一人が盗みだし、消えてしまった
しかも厄介なことに、自身の記憶から新薬に関することが綺麗になくなっていることに気が付いた
推奨スタイルタタラ
コネ大塚洋平
推奨スートダイヤ
PC2 フリーの殺し屋をやっているキミは、当然いろいろな所からの依頼を受けたことがある
その一つ、真教教会から暗殺者が派遣されたらしい、キミは情報を売り渡した裏切り者だという
当然身に覚えのないことだが、派遣されてきた相手は、話の通じるヤツだとも思えなかった
推奨スタイルカタナ
コネ“槍”カイル
推奨スートスペード
PC3 ブラックハウンドでもキミの所属するチームは裏表のない実直な連中の集まりだった
だが信じていた仲間の1人が突然同僚を殺害し逃亡してしまった
一体何があったのか、信じたくない現実に立ち向かうキミは嫌な予感から逃げられなかった
推奨スタイルイヌ
コネ福島誠吾
推奨スートハート
PC4 「暇そうだな、何なら俺の仕事を分けてやってもいいぜ?バディ」
そんな適当なことを言ってのける自称火星人の言い分は気に食わなかったが、
そのたわいもない調査は最近多いネタのような気がする、なにか関係があるのだろうか
推奨スタイルフェイト
コネカーロス・マウリシオ・ダ・シルバ
推奨スートダイヤ

オープニングとエンディングだけ書くと何がなにやら、いや、わかるか
ちょっとカイルの扱いには困った所、あんまり強くて悪人でないNPCは出すもんじゃないかな
結局N◎VAのRLを去年の7月からやってなかったのですが
敵が弱かったりしたのはそのせいでもなくて
最初からあまり戦闘する気がなかっただけなのですが、おかげで神業が余りまくった模様、そりゃそうだ
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