PC1:天津星輝:エグゼク=ハイランダー◎●=カリスマ
日本人にして天津スター社の社長、15才でこの行動力は各方面からの賞賛を受けている。
PC2:シド=♯0=ウィルソン:カタナ◎●=カタナ=カブキ
音羽組からの生え抜き、義侠心あふれる老兵。普段は賭場の用心棒をしている。
PC3:バロン:フェイト◎=カブト●=カブト
子供たちから寄せられる信頼に、利益は二の次の愛情のこもった行動で応える探偵。
アクトトレーラー:
 木更津湖沿岸に位置する子供たちの楽園、ネヴァーランド、そこは決して恵まれた世界ではない。
 その子供たちを憐れんだ何者かにより、子供たちへのプレゼントが贈られている。
 女神の祝福、悪魔の囁き、希望の道標か堕落への第一歩か、前者だと信じられる者が、この災厄の街で生きていけるほど甘い世の中でないことは、誰の目にも明らかだ。

 運命の扉は、出口へと通じているのか。

 少々損害を出しつつも会社の存続には問題ないほどまで立て直した天津スター社の社長室で秘書に肩をもませたりのんびりする天津星輝の元へ、天上からの使い征司が現れれる。
 ネヴァーランドの子供たちにプレゼントなんて言う慈善家気取りが気に食わないと言う見解が一致した星輝は、征司からの依頼を二つ返事で引き受ける。
 その頃、一体どんな取引があったのか、音羽南海子と極秘に話をつけたスティンガーは、賭場の用心棒、シドにN◎VAを脅かすヒルコの抹殺を依頼する。
 そして、探偵事務所で呑気に湯豆腐(何故か天然もの)をつつくアンヘラ、マミー、ティンカーベル、バロン。
 久しぶりの高級料理を堪能したところで、思い出したようにティンカーベルの存在にツッコミを入れるバロンは、ネヴァーランドに危険なプレゼントをする相手の調査を依頼される。
 そう、依頼料はその天然の豆腐、そして元ストリートキッズ・アンヘラからの期待の眼差し。
 珍しくネヴァーランドに踏み入る大人達に、恵まれないストリートキッズは怯えながらも好奇の色を隠せない。
 バロンは子供たちの憧れの目で、星輝はここにきて年齢相応の目線で、シドは長い人生経験のみが生み出せる機知によって、打ち解けることに成功した。
 そして調査を進めるうち、三人は、プレゼントの贈り主がテラウェアの非合法部隊、ナンバーズたちである事を知る。
 彼らの目的は、ネヴァーランドの子供たちの才能の厳選と私兵部隊化。
 さらには、以前この近辺でスティンガーがテロ活動の実権に使っていたヒルコ・ウリエルのデッドコピーを使っている事を掴む。
 ようやく全ての事件が繋がり、敵の正体を掴んだ3人は、クロマク・“36”孔明と対峙する。
 一応続きものN◎VAセッション、ついに星輝君がブランチ:日本人を取っての登場の回でした。
 その星輝君はネヴァーランドに打ち解けるために身包みはがされたり大変な目にあってます、天上人なのに。
 まぁウリエルなんて大物を掻っ攫って秘書なんかにしてるんだから、それくらいはがんばってもらいましょう。
 時期的にプレゼントネタにしようと思っていて、ずっと構想練りつつまとまらない日々でした。
 ネヴァーランドを舞台にして、そっからどうしようかと思っていたら目に付いたのがGF誌のナンバーズ・孔明でした。
 ただし結局は今回もキャストの行動に任せた投げっぱなしセッション、いつも期待に応えていただけて感謝です。
 今回いきなり作ってもらったカタナ・シドはスーツ姿で風を切って歩く感じの渋い爺さんでした、いかにも任侠な趣が良いです。
 とりあえずここでネームド・スティンガーはこのシリーズからは姿を消します、代わりに孔明が出てきちゃったけど。
 シナリオプロットにはありませんが、アンヘラへのプレゼントはこっそり考えてました、でもバロンがそれ以上のモノをくれたので、良いお話になりました。
シナリオハンドアウト
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