村雲朔:14歳:男:殺人鬼/ファイアブラッド
対六六六人衆の切り札的存在として武蔵坂学園に入学、ただし自身に過去の記憶がなく因縁は謎。
中学生だが古風な言葉遣いをするあたり、特殊な育ちをしたと思われる。
七川六花:15歳:女:魔法使い/サウンドソルジャー
家庭に有名人がいる分、逆に普通を身上として生きてきた女の子。
ちょっと普通をこじらせてあこがれのお姉さまがいる。
諏訪清香:16歳:女:神薙使い/ストリートファイター
尊敬していた祖母が亡くなってから少し荒れていた過去があり、清算したいと思っている。
育ちの良さが面倒見の良さに表れており、六花を始め多くの者に慕われている。
井の頭キャンパス中学2年G組の英語教師、大津優貴はささやかなプライベートタイムのショッピングを楽しんでいた。
武蔵坂学園の教師は普通の一般人より知識はあるが、特殊能力があるわけでもない。
エクスブレインの予測前の事件、そう、都市伝説をダークネスが狩ってしまうような事態にはただの一般人だった。
都市伝説によって出現した通り魔を、闇堕ちと認識して出現した人斬り燕斬を前に、気を失って倒れるだけなのは無理からぬこと。
大竹みゆさんのグルっぽで募集しているTRPGの輪を広げよう!!の集まりでサイキックハーツRPGを遊んできました。
システムはFEARが作っていますがPBW版もありますのでシナリオはちょっとそれっぽくしてます。
ハンドアウト作った時点では111人いる予定だったダークネスが777人になってたのはご愛嬌。
ミドルフェイズで2グループ撃退できたのでクライマックスは5グループでちょっと多いかと思ったのと、プレイヤーが上手く立ち回ったので先制を許したら一気に敵を半減させられてあっさり余裕で片付けられたりしました。
この独特の判定方法はやっぱり面白くて、能力値がちょっと変わることで出てくる差に一喜一憂する感じが良いです。
もっとポジションや判定方法に影響があるシナリオで遊んでみたいところ。
○オープニング
・PC3
武蔵坂学園からの帰り道、昔なじみに出会う。
「あ、PC3さんだ、ちーっす」「あのてっぺんの座をかけた伝説のバトル、感動しました」
「残念です、山下さんもライバルがいなくなって寂しそうでしたよ」
・PC4
着流しには銀糸で燕の刺繍、日本刀と長ドスの鬼哭燕斬の殺気を感じる。
「こいつは、やはり雑魚だな、面白くもねぇ」
「ん、なんだオメェは。ガキ一人じゃ勝負にもならん、強くなってくるんだな」それだけ言って去ろうとする。
「俺の面倒なんか見てていいのか?」アゴで犠牲者を示す、通り魔に襲われた一般人と、かつて一般人だったダークネスの死体。
・PC2
病室の向こうではきれい好きで外見にこだわる大津優貴(26)の声がする。
「ちょ、ちょっと待って今面会は」「患者さん、病室でつけまつげなんてしないでください」「後生ですから」
いつもより薄めの化粧でうつむき加減の大津先生がいる。
「お見舞いありがとう、先生実は一般人だから逃げられなかったの」
「きっとエクスブレインが予測してくれてると思うわ、依頼の参加枠が取れたらがんばってね」
・PC1
エクスブレインの須藤まりんが予知を話してくれる。
「人を通り魔にしてしまうスロットマシーンがあるらしいの、すでに事件は発生しているわ、予知が遅くなってしまってごめんなさい」
「都市伝説、キラー・ザ・スリーセブンの力で大当たりの魅力に負けてしまった人が刃物を持って人に襲い掛かってしまうの」
予測では、高校生の山下健太くんがパチンコ屋に入って出してしまうの。確か、PC3先輩が知り合いのはずだわ。
事前に山下くんに話しかけたり営業を止めたりすると予測が狂ってしまうから気をつけてね。
○ミドルフェイズ
◆シーン1 PC3のシーン、PC全員登場可
PC1に呼びかけてもらう。
◆シーン2 PC4のシーン、全員登場可
須藤まりんのところにPC2も登場、依頼枠が残っていたらしい。
「今回の参加人数上限は4人(5人)よ、出発前に間に合ったわね」
「人斬り燕斬?まさか、予測に出ていないわ。ブレイズゲートの予測が不十分な可能性もあるけど今回は絡んで来ないはずよ」
◆シーン3 情報収集シーン 適宜シーンを演出 PC全員が一回判定したら1シーンとする。
・下北沢の鬼について【気魄】24、本名山下健太、伝説の不良がいなくなって引き継ぐように呼ばれている。パチンコとか平気。
・通り魔事件について【術式】23、スロットで大当たりをした者が景品交換で刃物を選び、そのまま飛び出して犯行に及ぶ。
・都市伝説の灼滅【神秘】25、通り魔を倒した後、スロットマシーンを破壊すれば良い。灼滅せずに放置すると新たに発生する。
 アサルト以上で、都市伝説によって通り魔になった者に呼びかけることで救出可能なことがわかる、手加減攻撃を活性化して良い。
◆シーン4 戦闘シーン
スロット屋の近く、大当たりをして紙袋を抱えた下北沢の鬼が目の色を変え、包丁を取り出す。
キラーマテリアル×2とキラー・ザ・スリーセブンとの戦闘。
◆シーン5 PC1のシーン、全員登場
下北沢の鬼の結果次第で変更、救出した場合、入院する。
ここで全員レベルアップ、11レベルになる。サイキックの活性化ひとつ。殲滅道具をひとつを成長させて良い。
病院のロビーで須藤まりんが呼び出す。これは事後行動を参考にした依頼です。
キラー・ザ・スリーセブンを呼び込んでいたダークネスの正体が明らかになったわ。
六六六人衆に連なるダークネスの仕業よ、よくわからないけど六六六人衆の増員を狙っているらしいの、由々しき事態よ。
詳しくは、六六六人衆の燕斬から情報を聞きだす必要があるみたい、何を考えているかわからないから気をつけて。
◆シーン7 PC2のシーン
隣の部屋に大津先生がいる。
あの時は都市伝説の前に着流しの六六六人衆が現れて気がついたら通り魔が灼滅されていたの。
何か言っていたような気がしたんだけど。【神秘】25の判定に成功すると思い出す。「彼が探していたのは、闇堕ちだったみたいね」
闇堕ちを宣言すればいつでも会えることがわかる。
◆シーン8 PC4のシーン
燕斬を探す、プレイヤーのアイデアは積極的に採用する。なければ着流しの人物を探す。
【術式】30の判定に成功すると、ぶらり再発見で骨董品屋で日本刀を物色している燕斬を見つける、失敗するとシーン終了。
◆シーン9 PC1のシーン(省略可)
燕斬が見つかっていない場合は探す、プレイヤーのアイデアは積極的に採用する。なければ着流しの人物を探す。
燕斬を発見し情報を得ている場合、六六六人衆崩れを探す。
【気魄】30の判定に成功すると、殺気を解放することで六六六人衆にも見つかる、燕斬でなければ見つけた瞬間倒せる。
◆シーン10 PC3のシーン(省略可)
燕斬が見つかっていない場合は探す、プレイヤーのアイデアは積極的に採用する。なければ着流しの人物を探す。
下北沢の鬼、山下健太が生きていれば話を聞く。「何かに取り付かれたようになって、お前に会う前、おぞましい殺気を感じた」
【気魄】気魄28の判定に成功すると、PCを狙う六六六人衆を見つける。燕斬でなければ倒せる。
◆マスターシーン 燕斬
発見したPC以外は登場判定をすること。目標値10。
よお坊主、強くなったか?は、まだまだだな、そんなんじゃ堕ちてもタカが知れてるぜ。
数がいれば、か、そんな馬鹿が他にもいてな。これでも六六六人衆だ、下からの挑戦なら受けてやるが、雑魚の相手は飽きた。
トゥルー・スリーセブンとか名乗ってたな、なんでもあと111人増やして七七七人衆するとかな、面倒だから止めてやれ。
堕ちたら戦える程度になったら、その時はきっちり堕としてやるよ。
◆シーン11 PC2のシーン
須藤まりんが新たな予知を出す。
燕斬の話から新たな予測が出来たわ、トゥルー・スリーセブンはひそかに増やそうと都市伝説に絡めてダークネスを増やしていたの。
廃校予定の都心の小学校に潜んでいるわ、大人数で押しかけたら先に気づかれて逃げられるから、みんなに託すしかないの。
あまり時間はないわ。六六六人衆のなりそこないだけど、ダークネスよ。油断しないで。
○クライマックス
トゥルー・スリーセブン(モブ)がラスボス。
「六六六番目にも勝てないなら、それ以降になればいいのだー」声を揃えて言う。
7−ミドルフェイズで倒した数、だけ出てくる。
ハンドアウト&今回予告

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