○芦屋里子:10歳:女:魔弾術師/ヘリオン
芦屋家はその昔ゴーストによって壊滅させられた呪われた一族なのだ。
かつての隆盛は見る影もなく没落してしまい、その魔導の技を細々と伝えるのみだった。
だがここに、幼少の頃から一族の能力を色濃く受けついた天才児が誕生する。
そのため、里子は、蝶よ花よと育てられるべき幼年時代を地獄のような特訓によってのみ過ごす事になるのだった。
ゴーストによる災厄を滅する、ただそのためだけの術を叩き込まれたのだ。
今日の朝礼の映像には、理事長の説話の下に『緊急事態!HRが終ったら早坂キャンパスまで来て!』とだけ表示されていた。
通常の依頼ならば予報士が直接語りかけてくるので、これは文字通り緊急事態だった。
芦屋一族の少女は、その鍛え抜かれた技で、疑身符を残す暇がないながらもHRが終る頃には既に姿を消していた。
だが、焦る少女を待ち受けていたものは、人目を憚らず校舎の上でギターを掻き鳴らす連中と、のんびり疑身符を用意してくる少年だった。
シルバーレインTRPGで遊んできました、お話はRole&Roll#45の掲載シナリオです。
キャラクターは一から作っての射撃魔法タイプ、術式に集中しないように神秘系のヘリオンを入れて2通りの攻撃魔法が出来ます。
ロールプレイが大変かと思われましたが、それは十分楽しめます。
特に口数の少なさにコンプレックスがある人向けと言えるでしょう。
アクトワードのルールはロールプレイ下手をサポートして余りあります。
お話は作りやすそうだからGMもできるかなって感じですね、機会があれば。
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