グリモルフ・キャロット
ソーサラー４／セージ２／レンジャー１
男・２８歳・オラン生まれ
賢者の学院に通いたいと思いつつも家が貧乏だったためしょうがなくレストランへ奉公に出るも
地道に働き自らの学費を稼いで学院へ入学、その後、より見聞を求め冒険者になる
ここはムディール、そばに妖魔の森が広がる危険地帯
冒険を求めて東方各地を回っていたパーティはいつの間にかこの街有数のレベルであった
パーティメンバーはそれぞれにひと癖アリで仲が良いとは言いがたいところもあるが
互いの腕を認め合い、裏切ることはないと思う程度には信頼しあう仲ではあった
そんな有名パーティへ、彼らにしか出来ない依頼が舞い込んで来る
近くの村の住人が病気になり、そのための特効薬を採って来て欲しいという
それだけならたいした話ではなく彼らの能力に見合う報酬も出るはずはないのだが
そう思って先に依頼した冒険者たちが出会った怪物を恐れ逃げてしまったという
当座の金に困っていたわけではないグリモルフ自身は正直断って
オランか北のバイカルにでも行った方がいいのではと思ったが
当座の金に困っている他のメンバーと後味の悪さを考慮して引き受けることに賛成したのであった
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