夏緒
人形使い(機面金剛機:青鴉)、巫女、陰陽師見習い、旅芸人、負け犬
因縁
感情:神宮家への忠誠
感情:家族への憧れ
目的:大ヨロイ(カムイ)の奪取
感情:ムシキへの信頼
零幕:
仕えている神社にて上司に呼ばれる、どうやら仕事らしい
紫の国に保存されている大ヨロイを持ち帰れとのこと、なんでも人の手に余るモノらしい
上からのアドバイスは孔明に気をつけろ、それだけだった
第一幕:子連れ金剛機
どうやら大ヨロイはホムラの村というところにあるらしい
最強との噂もある金剛機のムシキ殿と一緒にさっそく行ってみると
なにやら柄の悪い連中がのさばっている
紫の国の先代の名代の忘れ形見ソウマが賞金首になっているらしい
どうやらその叔父で今の紫の名代が手配したらしい、所詮血縁など虚しい物か
しかし大ヨロイの場所を知っているのはそのソウマらしいので先を越されるわけにはいかない
街にのさばっている連中と少し話をしているとあっさりソウマを見つけた
第二幕:蘇る大ヨロイ
ソウマをさらってヨロイの場所を吐かせようとしたが村の連中に邪魔されてしまった
ムシキ殿の絶大な力でその場は難を逃れ、連中がヨロイを掘り出したところで持っていく作戦を採る
何故か全く我々を警戒していない連中の行き先などあっさり見つけると
ソウマとその忠臣の金剛機が我々に気づきもしないでなにやら言い争っている
戦をするとかしたくないとか、私には紫の国の名代が誰だろうと知ったことではない
あっさり連中を片付けるのは私の青鴉とムシキ殿がいればわけはないが無傷でもないだろう
国を取り戻すために喉から手が出るほど助けが欲しいであろうソウマに協力を申し出る
もちろん交換条件は大ヨロイだ
第三幕:孔明の策略
結局ソウマとその忠臣コジューロウ(故あってジュウザと名乗っている)とホムラの村のリンカ
そして我々の5人で紫の城まで行くことにする、無策な気がするが金剛機が複数居ればナンとでもなるだろう
しかしこの行程においてよくわかったのだがソウマは世間知らずにも程がある
道程で取った宿でも最悪の態度だ、宿の小坊主にもいきなり嫌われている
と、どうやら宿の小坊主はソウマの人柄が気に食わないというだけでもないらしい
宿の者全員が只者ではない身のこなしだと金剛機故身を潜めているジュウザが見抜く
早々に宿を発つことにするとすでに周りを囲まれていた
紫の国と先日まで戦をしていたコクマの孔明の策謀らしい、我々の行動など筒抜けということか
狙っているのはソウマ一人ということなので混乱にまぎれて逃れることにした
第四幕:紫の国の動乱
なんとか難を逃れてたどりついた紫の城下町
さてどうするかというとソウマは本当に無策であった
しょうがないのでリンカと私で事情を聞いてみるが、我々に援軍を得る術はないことがわかっただけだった
するといきなり覚悟を決めたコジューロウが一人で城に突っ込む
一見無謀とも思えたが城の雑魚どもは決死の覚悟を決めた金剛機の敵ではなかったらしい
あっさり現城主コージンの処までたどり着く、我々も城兵の残骸を尻目に天守閣に向かう
コージンを守る金剛機と機面金剛機はムシキ殿と青鴉で引き受け
華をコジューロウに譲ってやると壮絶な相討ちによる最期を遂げていた
もちろん仕事を果たした我々はヨロイを連れ引き上げる
リンカもどうやらホムラに帰っていった
最後の忠臣を失ったソウマにこの国を治める器量はないだろうとわかっているが
それは神宮家としては望むところだ、せいぜい荒れ果てさせるが良い
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