○刃金:男:20代後半:シノビ
堀尾忠親が位のない頃からほぼ専任として仕えていたシノビ。
忠実に命令をこなすも、そのやり方に疑問を感じ始めている。
○骸蓮:女:10代半ば:法師
戒律に背かない気はあるが「すべて自由」の教えに最も忠実。
幼い頃から山で修行していたので、人と争う事をあまり知らない。
○地獄極楽丸:男:27歳:サムライ
その年で最も傾いた者に与えられる称号『地獄極楽丸』を得た自由人。
百姓時代のゴンザエモンという名を捨て、世に憚る。
○綾雲:男:26歳:平の位
村を捨て、神宮家の公募で社入し御師となる。
実は地獄極楽丸とは同郷で「ごんちゃん、やっちゃん」の仲。
宗内州は貴泉国での武闘大会の噂でもちきりだった。
そこに集まる天羅人達。
幾人かの兵法家達に目をつけられるも、世間知らずの骸蓮は、なんと一回戦で相手の言うままに降参する。
道中で謎の老人と出会い、自らも気づかぬうちに龍虎一天流の奥義に近づいた地獄極楽丸は、順調に勝ち進む。
そして、名代の懐刀として名高い御代壬門は、噂通りの圧倒的な力で他を寄せ付けない。
壬門以外の有力者を事前に痛めつけるよう命じられていた刃金は、だがしかし、卯月に心奪われ、動けないでいた。
そんな中、文字通り高みの見物を続けていた神宮家の御師、綾雲は卯月の様子がおかしいことに気づく。
いよいよ武芸者が絞られ、貴泉国での士官と卯月を手に入れる者の予想がつき始める頃、名代・堀尾忠親が暗殺される。
道具であることを運命付けられた卯月の影武者・更待と、それを知った上で愛した御代壬門。
二人を巡り合わせた名代を殺し、修羅となった二人は、天羅で生きるには純粋すぎたのかも知れない。
もう2年以上もやってなかった天羅万象・零、ずいぶんルールも忘れてます。
皆さん天羅でGMできるほどの方達だったので、説明とかは楽に済んで良かったです。
クイックスタートでやってもらったのですが、なんで地獄極楽丸が居るのか。
シナリオの中身は実はサッパリ作ってなくて、大筋だけ。
卯月はお披露目までに三十体が作られ、その中で最も良いものが作られ、あとは廃棄されるか影武者となります。
その廃棄されるべき一体、更待が卯月として出されている事がばれた時点で、御代壬門は名代を殺して駆け落ち。
その間に彼らが生きる事を選べるかどうかはPC達にかかっている、という感じでした。
今回はPC1のシノビが更待に向かって「お前は道具だ。」ときっぱりはっきり言ってのけたので絶望します。
もちろん神宮家の人はそれで国が滅んだ方が面白いので煽るし、生き残る道理なしでした。
法師は最強だけが道じゃない事を悟り、地獄極楽丸は里の仇の御代壬門を倒せてこちらはハッピーエンド。
刃金は今後どうなるんだろうなぁといった感じでお話を閉じました。
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