トラベラー
泣く子も黙るフルムハルト
その星系では知らぬものはないと恐れられた陸軍司令官
自身の戦闘能力は皆無だがその卓越した指揮能力で最高の地位まで昇りつめるが
その後彼の身に何が起こったのか軍を退役しトラベラーとなる道を選ぶ
同期の女提督で同じく海軍を退役したカタリナや傭兵をしていたグエンの誘いもあって
ハッピー・エクスプレス社を共同出資会社として運営することに
どうしても盛大な送別会をという後輩たちの誘いも断りきれずに初仕事に乗り遅れていたら
いつの間にか代表取締役という地位になっていた、休んでいる間に委員長とか言う言葉が脳裏をよぎる
まぁどうやら座って指揮していたらいいらしいのでこんな楽な立場もないだろう
と思いつつ惑星アレルで社員たちと合流
初めて見る人物も居るが船長のライオは知っている、彼の師匠は良い商人だった
そのライオの友人とか言うスロットが持ってきた一枚の証書から大変なことに
何故か星中の官僚たちに社長自ら会っていちいち頭を下げて回ることに
軍での現役当時ならこんな連中、いや、これが私の選んだ道なのだ
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