レンミン:ノスフェラトゥ氏族:12世代
ナポリの夜会に顔を出すようになり数年
知り合ったヴェントルーのダランベール卿とラソンブラのグレゴリオ卿と付き合ううち、事件に巻き込まれる
そこで出会ったギャンレルのロッチーノの心意気に打たれ、事後を見届ける必要を感じている
不可思議な生い立ちの少女は、紆余曲折の末にトレメールの血族として迎えられた。
グレゴリオ卿はその娘への寵愛を隠そうとはしないが、私も気にならなくはない。
それとなく夜会で様子を伺っていると、町の外から来た異端のトレメールが何か喋っていた。
その男、アルベルジュが秘密を守ると言うことにあまりにも無頓着で、トレアドールの格好の餌食になっている。
このままではあの娘のためにもならないので口を慎めと念を押しつつ話を聞くと、
グレゴリオ卿と懇意にしているヴェントルー、メアリー女史があの娘に会いたがっているようだ、
彼女も私と同じくことの顛末を見届けたいだけ、でそのような危うい行動には出ないだろう。
ことの次第を確認しようとすると我が曽祖父、マルセロ様からもそうするように促される、
それはつまり、ノスフェラトゥの総意と思っていいだろう。今の私は使い走りができるならそれで良いのだ。
結局アルベルジュの方から誘いがあったので様子を伺っていると、メアリーは苛烈な形で娘に関わってきた。
害意は感じられなかったので見守りたかったのだが、他の連中はそうは行かないようだった。
その結果、グレゴリオ卿はまた激しく傷つき、アルベルジュには秘密が漏れ、
さらには余計な目撃者まで増やしてしまった、彼の始末は早めにつけねばなるまい。
さてその後、というお話。
実は自分のキャラも含めてみんな親バカなだけだったりするんですが、
そこは闇の住人、しかも社会力でしか生き残れないヴァンパイア、陰謀がちょっかいを出してくるのです。
ちょっとひーじーちゃんに名前を設定したらさっそくちょっかい出してきました。
血には逆らえないので今後どんな無理難題を言われることやら。
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