古代ローマ帝国のランドメイカー達
国王:“佳人薄命の”イース:寿ぎ屋
   帝位を継いだ兄や姉たちが次々に謎の変死を遂げ、最期のひとりとなった国王。
   暗殺者の狙いを避けるためか幼い頃から女子として育てられ、ヒラヒラした服などが好きになってしまった男の子。
騎士:“冗談にも程がある”ファゴット:働き者
   神聖路地裏帝国に夫を人質に取られ、止むを得ずスパイとして帝国に潜り込む。
   入国時には名物の娼館でも働き者だった過去もあり、非常に達観した一面もある。
大臣:“脛に傷持つ”ギルガメッシュ:医者
   帝国唯一の常識人との噂を欲しいままにしているが、実は深階出身で、飛行石を天敵としている。
   ねこ耳と空想に心を躍らせ、仕事が嫌いで滅多なことではやる気を見せない。
神官:“天につば吐く”ビバシータ:怠け者
   古代ローマ帝国をメトロ汗国の属国とすべく派遣されたスパイで、メトロ汗国の路道をこの国でも国教とし、着実に浸透させつつある。
   やる気のないギルガメッシュとウマが合い、一線を越えかねない好意を秘めている。
従者:“七人の敵が居る”ナインピンズ:魔道師、処刑人
   実の姉が超ローマ幕府に掴まり、どうしようもない思いでスパイとして帝国に取り入った。
   だがそこでイースに一目ぼれし、間違った方向に偏った情報をひたすら幕府に流そうとしている。
古くからの由緒ある帝国は、イースの父親が亡くなって以降、帝位を継いだ息子娘たちが次々に謎の変死を遂げていた。
だが、そこで気落ちすることなく、喪に服すよりも新王即位の祭りで盛り上がる事を選ぶ国風は、娼館目当ての観光客の勢いも止まらせることはなかった。
特産品の鉄アクセサリーで飾った大胆な衣装の娼婦やドワ娼達のパレード(エローイ。)の中、王宮での不振な物音にファゴットとビバシータは感づく。
二人は小さな天使たちが逃げていくのを捕らえ切れなかったが、ナインピンズが4つの白い影が人ごみに紛れて国外に脱出するのを見ていた。
その後判明するのだが、国王が兄の形見と自分の嗜好により大事にしていた木彫小鬼フォギュアが無くなっていることに気づき、慌てて追いかけようとする。
そこにとってつけたように大天使アラガエルが降臨するが、王のやる気には全く問題がなかった。
国王イースに秘めたる想いを抱くナインピンズ、そのナインピンズに淡い想いを隠し切れないギルガメッシュ、そのギルガメッシュに許されざる想いを持つビバシータ。
そしてビバシータについていくと心に決めてしまった騎士ファゴットは、芋づる式に探索に赴くのであった。
ぐうたらになってしまった子、悪戯好きになってしまった子、鮫肌が痛々しい子、木目が毛羽立つ子、それぞれを辛くも助け出した一行。
アラガエルの機嫌も何とか取り、与えられた神殿にはこっそり小鬼の御神体を納めろ事を企画したりしつつ、なんとか平和は帰ってきた。
だが、メトロ汗国、神聖路地裏帝国、超ローマ幕府の魔の手は緩んだわけではなく、イースの兄姉たちの死因も判明しては居ない。
そして経済的な打算を受け入れたギルガメッシュが天階系の神殿の存在を心から認めているわけではない。
愛憎と陰謀と妥協の渦巻く古代ローマ帝国のイース時代の苦難は、今まさに始まったばかりと言っても過言ではなかった。
マップ
第7回まで来たいっしょにTalk!で、迷宮キングダムのGMをしてきました。
新版もそろそろ馴染んできたかと思いますが、初めての方もいたりして、まだまだ展開できそうです。
先月のテストプレイ中の思い付きなどはそれなりに明記、データは結局ほとんどそのままってことでやらせていただきました。
ラスボスが先に倒されたりしたのは意外でしたが、それはアリのつもりで話を進めていたので良し。
各部屋がもう少し難しくても良かったと思いますが、謎解きがほとんどなかった事を除けば難易度は問題ないのかな、と思っております。
と言っても迷宮ブックのガイド通りに作ってこれなので、やっぱりまよキンのバランスの良さはすごいですね。
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